■ヘタリア雑感

友人らが面白いって言ってたので、ヘタリア読んだわけですよ。

第一印象が「気持ち悪い」でした。

別に韓国からのクレームみたいなもんじゃないんですが、

第二次大戦っていうのをすごく軽く捉えている点も、

間違ったステレオタイプで塗り固められたBLキャラも、

見えない他者への配慮を全く意識していないっていう事に漠然とした不安と恐怖を感じました。

正直、これを面白がってちやほやしてる人が怖いです。

身近でない他人の陰口を笑ってるのと意識は変わらないと思うのです。

私が重く考えすぎなのかもしれませんが、

例えば、フランス人には移民も多いですし、そもそも世界は日本とヨーロッパ（白人）がキャハハウフフしてるものではないはずです。

なのに、作者の面白半分で作られた偏りの世界が人は面白いと言う。これはおかしくないですか？

概してステレオタイプというものは偏見の温床です。

そんな偏見を楽しみ、弱点を見出してあげつらうような笑いに浸るのはちょっと怖いと感じてしまうのです。

Permalink | 記事への反応(1) | 00:16

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