「可哀想」「俺、お前じゃなくてよかった」
みたいな事を、まあ本当にたまにだが言われることがある。
そして俺はそれが嫌だ。率直に言って腹が立つ。
俺は別にそんなことを自分に対して思ってもいないのに、勝手に哀れんでるその感じが、見下されているようで嫌なんだろう多分。
人の出来事を、お前の優越感を得るための材料にすんな、と思う。
しかし世の中、可哀想と言われたら「ありがとう」といわなければならないらしく、またそれが腹立たしい。可哀想と言われたら感謝しなけりゃいかんらしい。それに「勝手に哀れむなよ」と反発するのは「せっかく可哀想と言ってくれた相手に対して酷い」みたいなことになるらしい。理解できないが。それってほとんどセカンドレイプじゃねーの?お前らたちにとって可哀想とか言うほど酷いことが起きた相手に対して、自分たちの可哀想という言葉を問答無用で感謝して受け付けろや、反発なんてゆるさねー、そんなことするならお前が酷い奴なんだと定義してやる!っていう半ば暴力だろ、それって。
って言っても大抵伝わる事はないが。
人に安易に哀れまれるほど侮辱なことってないだろ。可哀想なんていわれたって一文にもならん。お前じゃなくてよかった、とか、なんでそういうことをわざわざ言うのかも理解し難い。優越感に浸ってんじゃねーよ。そういう奴には「いや、お前の方が大変だよな。お前なんて○○だろ?俺には耐えられないよ。お前じゃなくてよかったよ」と言う事にしている。大抵、不快な顔をしている。それにたいして「腹が立つ」と言い返したら、ついさっき自身が行った言葉をも否定しなければならなくなるためなにも言えずただ不快な顔をする、それを見て「そう思うなら初めから言うなバカ」と心中で唾を吐きかけるくらいしか、憂さ晴らし法は無いが。
「俺、お前じゃなくてよかった」って言う方に問題があるよ。友達にしててもロクなことにならないタイプだな。可哀想に勝手なイメージつけないで。可哀想が可哀想。
スカイ・クロラで「可哀想なんて言葉で、あいつを侮辱するな!」って台詞あったの思い出したわ。
過敏に反応しすぎ。 そういうこと言われていちいち癇に障るのは、あなた自身が自分に自信がないからでしょ。 流行りの「精神的背骨」じゃないけど、自分の中に芯になるものを持って...