2008-12-15

変革を「望みすぎる人たち」が気持ち悪い

日本市民による革命を通過していないから、民主主義国家としては不完全である、なる言説を聞いたことがある。

俺としては、武士階級が(ある程度の権力を握りつつも)政治に独占的に関わっていた特権を放棄したというのは

それなりに意義があることだと思っているのだが。どうも明治維新は通過点としてはご不満らしい。

さて、市民革命と言えば、まぁ代名詞的に取り上げられるのはフランス革命だろうが

革命後、ギロチンによる恐怖政治がはびこったことって、あんまり学校では集中的に習わないよなぁ、と言う印象がある。

印象、なのでもしかしたら俺の不勉強歴史の授業嫌いがたたっているだけかも知れんが。まぁ、とにかくそういう印象は、抱いている。

現在日本社会が閉塞しきっている、と感じている人は結構多いらしい。もちろんこれも印象だが。

こんな世の中が変わってくれればいい、と思う人も、そりゃまぁ少なからず居るだろう。

でもさ。本当に『変革』したら、社会はもっと良くなるんだろうか?もっと悪くなる可能性だってあるわけだよな。

それとも『変革を望む人間にとってのみ都合のいい社会』にでもしたいんだろうか、ネェ…。

正直、懐疑的なんだ。変革を声高に訴える人ってのに。

あの手の人たちは、変わることは望んでいても、きっと変わったあとのことに対して、責任なんて取らない。

もちろんこれは印象だ。印象だが、では何故俺がこんな印象を抱いてしまうのか。

…ねぇ?

  • ていうか革命したのなんかヨーロッパでもイギリスとフランスくらいだよなあ。他のは日本みたいになんやかんやで体制ができてったみたいな。

    • http://anond.hatelabo.jp/20081215222307 共産革命があるじゃないですか、兄さん。東側で。 もちろん、あれらもろくな結果にはなりませんでしたが。

  • 「選挙に行かないと変わらない」とか言う人に対して自分もそう思う。 変えたくないから行くという人がいることが想像すらできないというのがうんざりする。

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