新型インフルエンザ対策として各都道府県で感染者が1人でも発見された場合、幼稚園・保育園・小学校・中学校・高校・大学のすべてを休校にする案があるらしいね。
こういう部分は日本は本当に優秀だ。
中には、「受験が控えているのに困る」「小学生の子供を1人で留守番させたくない」など意見があるようだけど、そういう人たちはきっとインフルエンザについて勉強したことがないんだろうな。
新種ウィルスがどれほど危険なものかわかっていない。てか、学者の方々でさえ予想はできても確実性がないくらいに未知なものだからなおさら。
確かに、都道府県の中で一斉に休校にするよりは感染者が出た地域から半径何km圏内を対象に休校としたほうがよりいいのかもしれないが、そういうのは各自治体が対応すればいい話。
東京など大都市は交通手段が電車だから別の問題も出てくるけど、まずは大枠を法整備して細かいところは都道府県の各議会で話を詰めていけばそれなりの形ができるんじゃないかな。
何もしないで、対応が遅れて感染者が増えてますってな状態になるほうがよほど危険。
新型インフルエンザに感染すると現状ではワクチンがないんだから死ぬ可能性だってかなり高い。
そういった部分も考慮してそれぞれが協力的にならないとどうしようもない。
自然発生するものである以上は、人間は無力だし後手に回るしかないのは当然。
それで受験がうまくいかなかったとかなったとしても、それは不運な話で済むことだ。
だって過去にさかのぼってみれば、受験なんかより就職氷河期で高校・専門・大学を卒業した新卒の人が無職状態になった時代だってあったんだから、就職できないことに比べたら受験失敗なんて小さなことだと思うけどなあ・・・
ほら、今だって世界経済が駄目で内定が決まってた大学生たちが次々に就職取り消されている状況でしょ?
学生or浪人生でいるうちはまだいいほうだというのを親たちは子供に教えておいたほうがよさそう。
あ、でも会社はどうするんだろう。
大企業で1つのビルに数百人単位の社員がいる場所で、新型インフルエンザに感染していた人がいましたとなったら・・・・・
そこは各企業の偉い人たちが考えることになるのかな?