生まれてはじめて、本当に人を好きになって、すべてを投げ出してもいいってぐらい好きな人ができて、誰にも言えなくて、ほとんど話したこともないアナタにただ共通の知人であるというだけでぶしつけに「ただ、聞いてほしい」とお願いしたのがはじまりでしたね。
アナタはその優しげな笑みでずーっと聞いていてくれました。そして話し終えた時にアナタが言ってくれたこと、「○○さんのこと、好きになってくれて、私も嬉しい。」私は本当におどろきました。どうして? 私が好きになって、しかもぜんぜんうまくいってないのですよ? 私がその子を好きになったことが、アナタが、嬉しい? なぜ?
でも、私にとってもっとも嬉しい言葉を言ってくれたのだということはわかりました。あぁ!あなたに聞いてもらってよかったなって。
遠くに行ってしまうアナタにせめてもの恩返しをしようと私は必死でした。いつも夜遅くまで作業を手伝って・・・、いや、ウソですね。ずーっとお話ししていました。誰にも話したことのないお互いのこと。アナタが言ってくれた「楽しい」という言葉。私は何万倍にして返したかったです。そして、いつか、アナタを好きになっていました。
お別れの夜、絶えきれずに聞いた「私のこと、どう思っていますか?」その答えに私は死にそうになりました。
「・・・好き」
私は恋愛経験は少なくない方だと思います。でも、いつも、相手の好きをうけれいてきただけだった私にとって、そのときはじめて聞いた心の底から好きだと思う人からの好き。あの瞬間、死んでもいいと思いました。この言葉をずーっと聞きたかったんだ、もう思い残すことは何もない。
あれから1年半。会えない寂しさから、嫉妬したり、絶望したり、無理を言って怒らせたり。私の行いでいつしかアナタの好きは私から消えていました。そして私もそれに絶えられず、何度もあきらめようと自分の気持ちから目をそらそし、連絡を絶とうとしたり、新しい恋をはじめてみたりしましたが、結局アナタに戻ってきてしまいました。
私はどうやらアナタを愛しているようです。
それに気づいて、心がラクになりました。
これから先の人生は、私はアナタのために生きていきます。どうしたらアナタがあの優しい笑顔でずーっといられるのか、それだけを考えて生きていきます。
今はまだ不甲斐ない私だけど、あなたが一生幸せに暮らせる強さと頼りがいを得られるように死にものぐるいで考えて、努力して、働きます。それだけが私の生き甲斐だから。
そして、もし、それでも私があなたを幸せにすることができない男にしかなれなかったら、、、私はあなたの前から喜んで消えます。あなたの幸せだけが、私の望みだから。
だからそのときまでそばにいさせてください。
宣誓、一生愛します。
たかが恋愛に マジになっちゃって どうすんの