2008-10-24

http://anond.hatelabo.jp/20081024053301

 これの面白い所は男・女の価値観のギャップじゃないよ。

 この夫は妻を通して同じ男である上司を抱いている。

男児が母親に対して抱くマザーコンプレックスというのは同時に、

母親が夫の所有物であるという動かせない真実を内包している。

だからこそ男児は母親を諦めて自分の女を求める訳だ。

 この上司仕事という場で夫さんに対し父親的な支配力を発揮している。

(父親的というのは男性性にとっての仮想的という意味で優秀さとは関係ない)

勿論これは普通の事で、夫さんも自分の家庭=別の自分の世界を持っていた。

 この“自分の家庭”は男性にとって自らが築きあげたアイデンティティだ。前時代的と笑うなかれ。

自分の家庭の中に自分より権力の強い男を受け入れさせられるというのは、

少年から大人への成長過程の否定に他ならない。

 そして夫さんはかつての去勢された男児への退行を余儀なくされる。

 男性性を獲得するという事は、ある意味女性よりも曖昧で、かつ社会性と分かち難く刷り込まれている。

記事への反応 -
  • 今更だけど あれってそんなに酷い話なのか? 話したほうがいいか、よくないか、でいえば、後者だとは思うが、しかし「嘔吐」までした夫ってちょっと過剰反応すぎじゃね? そらま気分...

    •  これの面白い所は男・女の価値観のギャップじゃないよ。  この夫は妻を通して同じ男である上司を抱いている。 男児が母親に対して抱くマザーコンプレックスというのは同時に、 母...

    • まああれ読んで気分悪くならないならある意味幸せなんじゃね? 無駄に苦痛を味わう可能性が低いってことだし。 ちなみに自分は読んだだけで真っ青になりました。 理屈じゃなく遺伝...

      • 何かを言ってるようでまるで何も言って無いな。 で、結局何が理由なんだよ?そこが俺は知りたい。結局中古女だのなんだのいう気持ち悪い思想があったってことか? (なぜかそこは絶...

        • 処女とか中古とかじゃなくて、 元の知恵袋の「なんであんなヤツに」がポイントなんだと思うよ。 ダンナにとっては余程むかつくヤツなんでしょう。知らないけど。

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