あたし彼女。現代語訳を読みました。
すごいですね。
私あんな人生じゃなくてよかった。と心底思いました。
不器用と言うよりも、救いようもなく馬鹿な男達に、おもちゃにされて。心も身体も傷ついて。
一生、叶わぬ相手に嫉妬し続ける道を選んで。
ほしいものひとつ自力で買えなくて、そのために男の顔色伺う生活。結果が2度の堕胎に1度の流産。絶対イヤだな。
不幸・・・とも違うかな。自業自得・・・なのかな。
でもやっぱり不幸だと思う。
どんな馬鹿でも堕胎はイヤでしょう。それなりに傷つくことでしょう。後悔だってするんでしょう。
かわいそうすぎて目のやり場に困りました。
で。この人、彼のことを「初めて好きになった」、と思い込んでる。
でもそれきっと好きじゃない。ただのコダワリ。
惑わされたのが初めてでくやしかっただけ。
死んだ恋人と言う絶対に叶わないライバルの存在が、許せなかっただけ。
だから私のもとにひざまづかせたい。ただそれだけ。
いずれにしろ、初めて真面目に付き合った人と結婚するのはリスキーだと思う。
なにかにつけて「これしかない」「こういうものだ」と思ってしまいますからね。
耐え切れなくなるまで自分を誤魔化して、破綻する。
死んだ恋人の影に悩まされて※、子供ができでもできなくても後悔して。
そしてまた面倒見てくれる男をさがすでしょ。
で、新しい彼氏とは社会福祉を断たれない為に入籍はしないで税金食いつぶして給食費も払わずに、さ。
そんなひといっぱいいるけどさ。
※なにせ親も相手も死んだ恋人のこと平気で彼女に言っちゃうような無神経ファミリーなんだからね。
どこからどう読んでも救いがなくて、びっくりしました。
現代語訳では、主人公の気づきと成長がばっさり削り落とされている。 だから増田のような感想になってしまうのでは? 現代語訳 >枕や寝室中のものを彼に投げつけ、入れてくれてい...