2008-08-27

http://anond.hatelabo.jp/20080827152854

確かに、少子化大学全入時代になれば大学生レベルが下がるのは当たり前なので、教育政策を云々しても意味無いとは思うんですけどね。

ちなみに、確かに『一定水準以下の大学はおしなべて高卒扱いをするという事で社会の方が対応しつつある』というのは仰る通りで、就職する生徒が多い学校にいた頃、これまで高卒採用のあった仕事(三交代制の工場とか)の採用市場に次々と大学生が参入してくるようになりました。何のために大学四年通ったのか。

それでもそこに社会的意味を見出すとすれば、大学がより広い意味での「教養教育」を行うことによる社会知的レベル向上という道だと思うんですが、実際はどうも逆の方向(教育内容の専門化、資格予備校化)に進んでいるようで、それならますます大学進学率なんて下げればいいのにと思う今日この頃です。

記事への反応 -
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    • ゆとり教育と聞くと「授業内容3割減」とかそういうことを聞いた人は多いと思うけど、ゆとり教育を実施する際に、その減らした3割分の知識は高校と大学で習えばいいじゃん大げさだ...

      • 今出先だけど、読んだのは確か 「論争・学力崩壊」「中央公論」編集部・中井浩一編 / 中央公論新社 / 03/03/25 で、その中の寺脇研の発言だったと思う。 それは一貫した彼の主張で、た...

        • 情報提供感謝。 まあ、寺脇研のポジションとかを考えると、少なくとも文部省は引用文の通りに認識していたんだろうなあ。しかし実態は大学全入の時代は未だ続いているわけで、大学...

          • 確かに、少子化で大学全入時代になれば大学生のレベルが下がるのは当たり前なので、教育政策を云々しても意味無いとは思うんですけどね。 ちなみに、確かに『一定水準以下の大学は...

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