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http://anond.hatelabo.jp/20080713135558
僕は会社間の調整というものを知らなかったため、
客に頼まれるとあっさりと「いいですよ」と言い、余計な仕事を取ってきてしまった。(簡単な修正など)
また、プログラムでわからないことがあると、先輩→客という順に聞くことになるので、
とりあえず先輩に質問を投げまくっていたら、先輩の機嫌が悪くなった。
今考えると、その先輩も忙しいかったため、イライラしていたんだろう。
(その割には機嫌が悪くてひとつのことを聞きに行くと1時間ぐらいたちっぱなしで怒られていたが)
会社のホームページを見ると、相変わらず人が増えていないので、相変わらず1時間ぐらい怒っていて新人はどんどんやめているのだろう。
はじめ、僕がそんなに怒られるのは自分が悪いからなのだろう、と思っていた。
だが、先輩に1時間怒られて仕事が進まなくても、また怒られるのだ。
「なんで終わんないの」
それは終わらないことに対する疑問ではなく、ただの批判なんだろう。
何度、「それはあなたのせいです」といおうと思ったことか。((言わなかったけど))
仕事のスケジュールがだんだんと詰まってきて、残業も多くなるころから、その先輩から怒られることが多くなっていった。
ひとつ聞けば20分ぐらい怒られる、イヤミを言われるのだ。
多い日は1日に合計2時間以上怒られていたこともある。((会社にとっては4時間以上の損失だよね!))
そのうち質問自体が憂鬱になってきた。
どんどん仕事が終わらなくなり、効率もどんどんおちた。
毎日10時会社に行き仕事をする、怒られて、また仕事をして夜10時ぐらいに帰宅。
30分ぐらいで食事をして深夜3時まで仕事を自宅でやって、次の日の9時に起きる。
そもそも朝おきるのがつらい。
それでも何とか会社に行き続けた。
自宅のすぐ前に大きな通りがあり、車がビュンビュン走っていた。
サラリーマンを見て「あの人も大変なんだろうなぁ、僕もがんばろう」と思った。
ある日、客先からの帰り道に終電に乗りながら、すこしねむった。
起きたら終点まで行ってしまった。
次の日の昼には修正したドキュメントを客に出さなくてはならない。
終点の駅で途方にくれた。
どうしようもなくて、弟に電話をしたら、埼玉から迎えに来てくれるという。
弟テラヤサシス。
弟が埼玉から来るまでの間、駅のベンチで一眠りした。
目を覚ますと弟が来ていて、東京の僕の家に送り届けてくれるらしい。
「今日は会社休めよ」と、言ってくれたが、仕事のことが頭から離れないため、
僕は「いや、会社に行く」といった。
ただ、弟の車の中で少し睡眠をとった。
家に着いたのは朝6時ぐらい。
それからドキュメントの修正をし、客先に向かった。
そんな生活を続けていたところ、会社に行くのが憂鬱になってきた。
会社に行けば仕事が進まなくて怒られ、客からはどんどん追加修正が入る。
その時期に自分が母親に電話をかけて、泣きながら「仕事をやめたい」といっていたらしい。
母親は「もうちょっとがんばりなさい」って言ってくれたらしいが、
そもそも電話をかけたことを覚えていない。
就職氷河期の真っ只中に入った会社は従業員数一桁のソフトハウス。 大学生のころバイトでシミュレーターを作っていたり、趣味でゲームを組んでいた僕はすぐに採用になった。 事業内...
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偉かったね、率直な感想だけれど お疲れさん、お茶でも飲んで、ゆっくり休んでね