2008-07-13

男がモテたいなら、お笑い芸人になれば良い

何の武器も持たない男がモテたいならお笑い芸人になるべきだ。

これは比喩ではない。「お笑い芸人」という職に就けば、モテる。これもう確実に、モテる

ワナビアマチュアではいけない。プロお笑い芸人だ。なるべくなら、どんなに小規模でもいいから"定期的に"所属芸人ライブを行っているプロダクションが望ましい。

お笑いライブの女子観客率は、半端じゃない。それも、制服を着た女子高生から、ミニスカホットパンツギャル系、チュニック着たカジュアル女子、変な眼鏡サブカル系、フォーマル着用の社会人、一通りのタイプがいる。ちなみにちゃんと熟女もいるが、これは大体が芸人母親なので、モテとは少々違ってくる。

話を戻す。ライブでは女子ほぼ全員が「笑いに」来ている。明らかに「お笑いを見に」来ているのではない。多少滑っててもほんとに面白くても、同じようにケタケタゲラゲラ笑って、舞台上の芸人に熱い視線を注ぐ。

ライブが終われば彼女らは出待ちをして、お目当ての芸人が出てきたら駆け寄って騒ぐ。これがすごい。どんな芸人にもファンがいる。

もちろん、出待ちの輪には人気によって大小の差があるが、”イケメンでバカ”で売っている芸人にはそれなりの数が群がり、ブサイクが売りのコンビにもそこそこファンが集まってて、ダダスベってた新人にさえも「面白かったです!」と声をかける女子がいる。

そうして出待ち女子たちは

「毎回同じアイテムを身につけて手紙を渡して、顔を覚えてもらう」とか

ライブが終わったあと声をかけて、直接次回のチケットを買って気に入ってもらう」とかの、

芸人に食べてもらうためのテクニック(下品な表現で申し訳ないが、事実だ)”を伝授し合っている。

芸人は全員が全員、モテている。そして全員が全員、お笑いクオリティが高いわけではない(正直、スタッフとしてずっと見てなきゃいけないのが辛いコンビもいくつかあるくらいだ)

というわけで、ライブに出れるようにさえなれば、モテの道はすぐそこである。これはもう確実である。

舞台技術者として2社程お笑いライブに関わってるが、どっちも女子の気合いがすごくて怖いくらいである。

お笑い芸人についてと言うより出待ち女子のくだらなさについての悪意溢れるエントリになってしまったのは、先日私が彼女らの一人に突き飛ばされ軽く負傷したからである。腹が立っているのである。

調光ブースに入ろうとしたら後ろから押しのけられて額を打ったあげく振り向いてみたら女子高生が「ここ楽屋ですか?」ってちげーよ!見て分かれ!扉にゴシック体で「調光室」って書いてあるでしょうがよ!

結局謝罪の一言すら貰えなかったので私は本当にお笑いファンなる女子に恐怖を覚えるものである。ちょっと周辺からの苦情も怖いのでプロダクション制作さんに思わずファンをなんとかしてくれとお願いしてしまった。お笑いライブ出禁にだってできるんだぞ!

いまどきこういうことをmixiblogに書くと炎上するので、増田でぷんすか書き散らして鬱憤を晴らしてみる。

でもまあそんくらい気迫に満ちあふれたモテを経験することができるはずだから、

非モテとかいってウダウダしてるニートはみんな、お笑い芸人を目指すといいよ!

  • http://anond.hatelabo.jp/20080713033532 「君ぃ、お笑いやりなさい!」

  • まあ現実的な話をすれば、お笑い芸人養成所を卒業して舞台に上げてもらう、ってだけでとんでもない競争率で、確率から言って「ほぼ無理」って言っていいくらいなんだけどね。 そん...

  • http://anond.hatelabo.jp/20080713033532 「君ぃ、お笑いやりなさい!」 マス・オーヤマの方だと思った

  • でもそういう出待ちファンの子食っちゃうとその後がたいへんそうだね。 でも東野の元奥さんはそういうおっかけの子だったっけか。

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