以下は某所公務員の親族から聞いた話。いわゆる議員口利きコネ採用の実態について。
「うちの子を合格させるよう,どうにかしてもらえまいか」と,受験者や親族から依頼を受けた議員がすることは,人事関係部署に合否を問い合わせることだそうだ。
議員「議員のXXだ。この間採用試験を受験した誰々君だが,合格してるか教えてもらえるかな」
合格してるとわかれば議員は依頼者に連絡して「大丈夫ですから安心して発表を待ちなさい」と伝える。
依頼者は議員のコネが効いて合格したと勘違い。先生のおかげで,と勝手に恩を感じてくれる。
ダメな感じだったらそのまま何の音沙汰もなしでもいいし,発表後「力及びませんで・・・」とやってもいい。依頼者は口利きがあってもムリだったのね,とあきらめる。
こんな感じで人々の間には「議員口利きコネ採用」というものがあるという伝説が広がっていくのだ。迷信や都市伝説が伝播していく構造と同じだね。
これは某県に限定した話なのかはわからないが,こんな話を聞いたから僕は公務員の人事はどこも意外とまともに動いているのではないかと考えているんだよ。
http://anond.hatelabo.jp/20080707225603 これか。 http://www.shinmai.co.jp/news/20080716/KT080716FSI090016000022.htm