適切な価格のものを適正な値段で買うのは共感できるが、それ以外の部分で反論する。
ごめんさない無理です、と対応すると、露骨にいやな顔をして帰っていく。ちょっと、ねえ、その顔は何なのさ、と思う。
まず「買わない」という選択は消費者の正当な権利だ。
仕入れ値を調べる増田の誠意ある対応は素晴らしいと思うが、感情に対して感情で返していないか?
そこは割り切る所だ。
以上のように考えてみれば、配送料をタダにしろと要求することに正当な理由はないと思える。べ
同じ物がネットでは配送料タダ、実店舗では有料、というのは、消費者からすれば十分「交渉」してみる余地のある話だ。
ネットは店員が不要だから人件費がかからないから、配送料をタダにできる?
いやいや、少なからずネットだって最初の制作費やら、月々のサーバー代やらなんだかんだコストはかかる。
そもそも「値引き」は買い物の楽しみのひとつだと個人的には考えている。
値引きやオマケがついたらラッキー、くらいで、実店舗だからこそできる買い物の楽しみだ。
価格コムの存在は実店舗には本当に頭の痛い存在なのは、非常によくわかる。
が、価格コムやその他価格比較サイトがなくなるなんてことはまずありえないわけで、
愚痴ったところでどうしようもないし、マナーの悪い客はどうしても存在する。
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/080630/21033.html
公取委によると、ヤマダ電機は2005年11月から07年5月の間、自社と子会社8社の店舗の新規・改装オープンに際して納入業者に派遣を強要。派遣従業員の人件費を負担せずに商品陳列や補充、接客などの作業を行わせた。また、パソコンやデジカメの納入業者に対しては、展示処分品の販売に必要な設定の初期化作業などを行わせた。
ヤマダの08年3月期の売上高は1兆7,300億円で、家電量販業界の最大手。公取委は、「ヤマダ電機は当該納入業者と派遣の条件について合意せずに従業員等の派遣を要請している」「納入業者の多くは立場上、要請に応じることを余儀なくされ、ヤマダ電機は、派遣のために通常必要な費用を負担していない」としている。
しかしヤマダ電機の今回の件は、買い物で言えば値引きどころか、
「いつも買ってやってるんだから、これくらいよこせ」と、
平然と万引きをしているのと同様だ。
義憤に駆られるのはわかるが、増田、若いなぁ。