このエントリーやこれに群がる連中のほとんどが結局のところ彼らが批判しているシステムによってもたらされている甘い汁を吸って生きているわけで、その自覚もないまま自分は高みの見物を決め込み社会体制批判をしている。彼らは決して自分たちの血が流れるとは思っていない。人件費の増大によって会社が潰れたり、自分たちの仕事が海外に移されたり、あるいは物価上昇に繋がったりといったことを考えることもない。結局それはお気楽でお手軽な正義漢ごっこでしかない。
私たちが欲しいのは正社員の座でも、安定した収入でもない。
私たちが欲しいのは自分の血が流れても構わないという覚悟で差し出されたあなたの手であり、その手を取ったとき初めて私たちは理解されたと感じることが出来、孤独から解放される。私たちが欲しいのはそういう救いなんだ。