2008-05-25

ネットユーザーの俺にとっては

【衝撃事件の核心】歌舞伎町「ビデオ村」摘発 “聖地”揺さぶるのは警察でなく意外にも…  (1/3ページ) - MSN産経ニュース

売られているDVDは、国内AVメーカー海外向けに発売した商品逆輸入したものや、インターネットで配信されている画像DVD化したものが現在の中心だという。

日本人の若い女性が多数出演している「スカイエンジェル」など定番化する売れ筋シリーズも。

「やっぱりネットの影響ですよ。商売あがったりです。かつては月1000万円を売り上げた店もあったが、今や昔です」

ビデオ店店主は寂しげな表情で振り返る。

インターネット無修正画像は当たり前。さらにファイル交換ソフトの発達で、大容量のビデオ無料で簡単に入手できるようになった。

以上の部分よりも、以下の部分の方が情報価値が高い。

「客層が一気に高齢化してしまった。客として来るのはおじさんかおじいちゃんですよ。支えているのは団塊の世代と言っても過言でない。かつては性への興味ではちきれんばかりの高校生が来ていたものですが…」

警察から摘発されても復活はするが、「ビデオ村」全体の市場規模は縮小しているようだ。

最近ではパソコンハードディスクアダルト動画を詰め込んで「1台5万円」と販売する例もあるというが、主流になるには至っていない。

ただ、利用者はネットにはないメリットを感じているようだ。客に話を聞いてみた。

男性(45)はビデオ村に来る理由について、「ネットワンクリック詐欺などが怖い。自分で買うほうが安全だし、(店に来たほうが)ネットより種類が多い」と強調する。

男性会社員(33)は「インターネットは、家族に気づかれやすい。こういう店は自分で直接手に入れられるので助かる。買ってマンガ喫茶で見ます」と笑顔で話す。

「結局、ビデオ村はアナログ人間が支える場所になっている。ただ、ネットの猛威をしのぎきれるとは考えにくい。“裏ビデオ聖地”も、今後は緩やかに衰退していくはず」

前出の風俗ライターはそう分析している。

それにしても、この記事そのものが、ネットと紙のメディアの性質の違いや、購読者層の違いを明らかにするような気がして、面白い。

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