ヨクミキキシワカリ / ソシテワスレズ
西ニツカレタ母アレバ / 行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ / 行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ / ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ / サムサノナツハオロオロアルキ
サウイフモノニ / ワタシハナリタイ
子供の頃、国語の教科書に宮沢賢治の「雨ニモマケズ」が載っていた。
学校で習ってからもう10年以上は経っている。
10年経つと、こんな風に生きることがどんなに難しいかがわかってくる。
人を優先して自己犠牲をくりかえしたところで、
それがお金になるわけでもないし、他人から利用されることだってある。
現代社会のサバイバルには正直向いてない詩だよなー
「サウイフモノ」になれるのは、よっぽどの人格者とか重度のマゾとか
でもやっぱりなんか胸に残っちゃうのは何故だろう