2008-05-24

雨ニモマケズとか

雨ニモマケズ / 風ニモマケズ

ニモ夏ノ暑サニモマケヌ / 丈夫ナカラダヲモチ

慾ハナク / 決シテ瞋ラズ / イツモシヅカワラッテヰル

一日ニ玄米四合ト / 味噌ト少シノ野菜ヲタ

アラユルコトヲ / ジブンヲカンジョウニレズ

ヨクミキキシワカリ / ソシテワスレ

野原ノ松ノ林ノノ / 小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ

東ニ病気ノコドモアレバ / 行ッテ看病シテヤリ

西ニツカレタ母アレバ / 行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ

南ニ死ニサウナアレバ / 行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ

北ニケンクヮヤソショウガアレバ / ツマラナイカラヤメロトイヒ

ヒドリノトキハナミダヲナガシ / サムサノナツハオロオロアルキ

ミンナニデクノボートヨバレ

ホメラレモセズ / クニモレズ

サウイフモノニ / ワタシハナリタイ

子供の頃、国語教科書宮沢賢治の「雨ニモマケズ」が載っていた。

学校で習ってからもう10年以上は経っている。

10年経つと、こんな風に生きることがどんなに難しいかがわかってくる。

人を優先して自己犠牲をくりかえしたところで、

それがお金になるわけでもないし、他人から利用されることだってある。

現代社会のサバイバルには正直向いてない詩だよなー

「サウイフモノ」になれるのは、よっぽどの人格者とか重度のマゾとか

新興宗教教祖的な要素を持っている人だけじゃないかなー

でもやっぱりなんか胸に残っちゃうのは何故だろう

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