ふらふらと中途半端な英語でネットをあさっていたら、おやと気を引かれたエントリーがあったので勉強がてらにご紹介。
ちなみに、英語能力はかーなり低いので誤訳が入っている可能性については自己責任で。大意は合っていると思う。
China's story: putting the PR into the PRC | openDemocracy
エントリのテーマは中国への6つの忠告らしい。書き手は、Georgetown Universityの歴史の教授。
おもしろいなと思ったのが、3番目の提案。
Don't employ ancient or strained historical arguments about territorial questions.
領土に関する論争に、昔過ぎるあるいは無理な歴史的出来事を持ち出すな。
この中で中国の昔話をばっさり切り捨てています。
There is simply no need to justify policies in Tibet with the information that a medieval Tibetan king married a Chinese princess.
チベットでの行動の正当化に、中世のチベットの王と中国の王女の結婚を持ち出す必要はない。
People in the Americas, certainly, don't care about things that happened that long ago, and most people outside China see the princess argument as frankly silly.
アメリカの誰が、そんな昔に起こった事を気にしたりするだろう。そして、中国以外の国の多くの人は王女の件は、実にくだらないと見ている。
The British royal family is of German ancestry, but does that mean Berlin owns London?
英国の王族の祖先(の一人は?)ドイツ人だが、それは、ベルリンがロンドンを支配することを意味するだろうか?※かなり意訳です。
確かに、国家間での王族の婚姻は日常茶飯事で国家自体もめまぐるしく変転したヨーロッパ、そして、過去のしがらみを裁ち切り、親であるイギリスからの独立を戦い取ったことを誇りにしているアメリカなどにすれば、そんな事を現代の領土問題の説明に出してくること自体が大笑いもいいところなのでしょう。