中国の経済力は今後世界、日本にとっても重要なものとなるだろう。
経済的に親交をふかめ、国民が外部の情報にふれることにより、中国は内部から大きくかわる。
オリンピックをボイコットしろという強硬論を唱えるひともいるが、それには反対だ。
オリンピックはチャンスだ。
海外のメディアが自由に入れるし中国は少なからぬ外国人を受け入れなければいけない。
その様子は中国国内に大々的に放送されるだろう。
いままで海外の情報を中国共産党フィルターを通してしか触れられなかった人達が生に触れられるのだ。
我々のような資本主義国の民主国家にとってこんなチャンスはない。
難しい問題だが改革開放はすすんでいる。
さらにいまいっぽ踏み込んで中国が台湾のようになればこれほどいいことはない。
だが問題もある。
このまま中国政府によるコントロールが不全に陥ると軍部の独走を許しかねない。
日本の浮沈はここに掛かっている。