2008-03-13

http://anond.hatelabo.jp/20080313152451

厚生年金の話しなんかしたら暴動がおきるからできんだろ。

あぶなっかしい。

国民年金なら、まだみんな、あーそれくらいさがっちゃうんだーぐらいに思っていられる。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%B9%B4%E9%87%91

年金保険料は、2004年9月までは年収(総報酬)の13.58%(労使折半)であるが、2004年10月から毎年0.354%(労使折半)ずつ引き上げ、2017年度には年収の18.30%(労使折半)

平均収入の50%以上の水準を確保するという。 しかし、これに該当するのは40年間保険料を払い続けるモデル

2005年時の年齢 保険料(万円) 給付額(万円) 倍率

30歳(1975年生) 2,800 6,700 2.4

20歳(1985年生) 3,300 7,600 2.3

10歳(1995年生) 3,700 8,500 2.3

0歳(2005年生) 4,100 9,500 2.3

これは厚生労働省の試算。この時点で若い子ほど可哀相なんだけど……。

財政再計算は実態より、負担を過小に、給付を過大に見積もったものである。実際の負担に対する給付比率は1倍を大きく下回る。

つまり30代以下はきちんと予定通りに支払われても悲劇だし、破綻しても悲劇。

結局誰かがおぜぜを納めなきゃいけないんだけど、今の0歳-20歳って今の20-40歳の3/4も居ないからな。

普通に考えて可哀相なことになるのは目に見えてる。

自営業者やフリーターみたいな国民年金の人は、

ダメだったら払わなけりゃいいやという逃げ道があるのでマスコミでいくら危機を煽る報道がされても、

自営業者的にはそれほどフラストレーションを抱えない。

また数も少ないので厚労省的にもダメージもあまりない。

だが、天引きされているサラリーマンとか厚生年金の話しを取り上げると、

サラリーマンが怒るし、厚労省も困るし、システム破綻すると、いままで収めてた自営業者も困るし。

そんなわけで、確かに問題ではあるのだけど、直近で得する人がいそうにない。

もし厚生年金の話しをして得するひとがいるとすればこれ以上損をかぶらなくてよくなる30歳以下なんだが、

ここは老後にはまだ時間があるのであまり危機感がない。

そんでもって、30歳以下が貧乏くじをひいてくれないと40歳以上が確実に損をすることになる。

これでは世代間闘争に発展しかねない。

パワーバランスの問題で、貧乏くじ世代がもうちょっと社会進出して力をつけてからじゃないと、

国内にいらない混乱を生む。

これが怖い。

だからしばらくは国民年金の話しでもしてお茶を濁すより他ないのではないかな。

つか、このままじゃババ引くなって、大方の人は気が付いてるだろ。

だって、今年金もらってる人で25年以上年金納めてた人がどれだけ居るよって話しじゃない。

また養老年金にもどるんじゃないかな。

あとはタイミングの問題だとおもふよ。

打つ手なし。

あるとすればリーマンやめて自営業なるぐらいじゃね。

記事への反応 -
  • だってほとんどの人が入ってるのは厚生年金とか共済年金じゃん。 生涯国民年金だけの人なんて生涯自営業か生涯フリーターだけでしょ。そんなレアケースの話はたまにチラっとやって...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん