才能なのか生まれ育った環境かわからないけど、努力して努力してやっとこ満足な文が書けるって人は、
むしろ自分の好きな分野の「ライター」を目指したほうが大成すると思う。
「うまい・・・感じちゃうっ・・・!」って文章がうまい文章かなw
シリーズものの作者だと、既に醸成されている世界観や登場人物の力を借りつつ
「読者どもッ!これが俺の書いた物語だッ!WRRRRRRRRRYYYYYYYYYYYYY!!!!」
ってやることができる。(もっともそれだけ懐の深い「設定」を産み出せるのは並じゃない)
でもそんな、いわば外部の力を借りることなく凄みのある文章を練り上げるのは・・・
中島らも御大のエッセイ(空からぎろちん)に「私の文章の書き方」ってのがある。
「うまい文章」を書く、ということを、まず初手から僕は諦めている
中略
ところが、ある日翻訳ものから目を転じて泉鏡花を読んだ。知らずに宝石箱をあけてしまったような感動だった。
世の中にこんな芳醇な、古酒のごとき文章があると知って、それから明治大正期の作家を読み始めた。
藤村、白秋、荷風、谷崎潤一郎に三島由紀夫ときて、文章に酔う喜びもさることながら、
「あ、こりゃだめだ」
と、気付いた。これだけの文章を書く人たちがきら星のようにいる以上、うまい文章を書こうという自分の望みは、
むしろこっけいに思えるのだった。逆立ちしようが百年千年練習しようが、自分には不可能であることに遅まきながら気付いたのだ。
何冊も売れた人でもこう言うんだからw
「あ、こりゃだめだ」って感覚に俺は耐えることができなかった。
文学部に行って作家になろうと思っていたけど、『佳』に値するような賞をとることもできたけど、 漱石や谷垣潤一郎を始め昔の文豪の作品を読み返した時から いわゆる「上手い文章」...
上手い文章って才能なの?後、上手い文章っていうのがどういうのかいまいちよくわからないから教えてもらいたい。
才能なのか生まれ育った環境かわからないけど、努力を努力として感じてしまうようであれば、 むしろ自分の好きな分野の「ライター」を目指したほうが大成すると思う。 シリーズも...
誰でも練習すれば上手な絵は描けるけど、100年後の人を感動させるような絵は誰にでも描けないようなもん?
上手い文章って才能なの? そうでもあり、またそうではない。上司に褒められる程度の、あるいは注目エントリーに入る程度の「上手い文章」ならば、いくつかの『文章読本』を読み...
なるほど。百年後にも賞賛されるコードと動くコードの違いなのか。それは確かに次元が違うね。 上手い文章って言葉が適当じゃないくらいに。言うなれば凄い文章とかそんな感じなの...
10年どころか5年前のコードですら誉める文化がない世界に、 100年後に誉めるコードなどというものが出てくるわけがないと思った。 あるとすれば一行テトリスとかじゃないかな。 文化っ...
吐き気を催すほどの弱虫だな
俺は生まれついての弱虫だッ!
夢をあきらめてでも、まともな道を選ぶのは格好良いよ。 自分の才能を過信して、取り返しの付かない事態に陥るよりよっぽどいい。
ありがとう。見切りの早さに自分でも呆れたけど、そういってくれる人が多いから救われるよ。 昔とった杵柄で、結局今の仕事でも文章を書かされることが多いんだけどね。
早稲田ボーイ発見!
西の国の国立大でござる。