こういうのをコミュニケーション能力と言うのは、ちょっとコミュニケーション能力って言葉を拡大解釈し過ぎな気がする。相場感とかバランス感覚がないってことでしょ。相場感・バランス感覚の欠如はコミュニケーションがうまくいかない原因になり得るから間違ってはいないのかもしれないけど、原因究明→問題解決の一環としての分析としては粗すぎる気がする。例えばコミュニケーション能力というキーワードでヒントを探しても的外れな事例がいっぱい引っ掛るんじゃないかというような意味で。
んで、経験しろとか会話しろとか相手の気持ちになれとかは尤もな答えなんだけど、こういう段階の人に言ってもしょうがないんじゃないかなあ。経験や会話の量の問題だと言えば、どれだけこなせばいいのかという疑問に突き当たってしまうし、相手の気持ちになれと言えば、極端に相手寄りになってしまって匙加減が分からないんじゃないかなあ。
泳げない人に泳ぎ方を口でいくら説明してもさっぱり分からないけど、そういう人でもなにかの拍子に泳げるようになった後はそういった説明が合理的だったと気付くようなもんで、分かってる人には分かるって話にしかならないことってあるよね。というわけで、そういう話はちょっと分かりかけた後に振り返って頂くことにして、自分がこういう段階の人に薦めたいのは、とにかく合目的的に考えること。それと失敗や間違いは一度も許されないと考えるのを止めること。
合目的的に考えるってのは、こう行動したらどうなるかってシミュレートして「結果として役に立つ」ことを選択すること。ここで注意するのは、結果は長期的なものを考えること。短期的には損しても長期的に見て良好な関係を作って役に立つのならヨシと判断する。周りの相場感を持つ人は簡単に直感でこんなもんという判断をするかもしれないけど、そしてあなたから見ると「適切な」判断があって魔法のようにそれが出てくるように思うかもしれないけど、そういうもんじゃない。人の数だけ判断はあって、それは連続的なもので、大抵は過去のパターンから経験的に導き出されたものだ。それをこれまでの人生で観察して来なかったんだから、数少ない事例で効果的に学ばなきゃいけない。合目的的というキーワードは、その学習の過程で、こんがらがった状況の整理に役立つと思うよ。
相場感・バランス感覚とは何か既に分かっている人から見るととても遠回りに思える回答だろうけど、この段階の人にとっては一番の近道だと思う。
僕は頭が悪いと思う。我ながら。 いや、頭が悪いというか、考えることを放棄していることにようやく気づいた。社会人になった当初から、目上の人間にダメ出しされてきた。主にコミ...
こういうのをコミュニケーション能力と言うのは、ちょっとコミュニケーション能力って言葉を拡大解釈し過ぎな気がする。相場感とかバランス感覚がないってことでしょ。相場感・バラ...
「この程度自分が悪い」などのレベル問題は、コミュニケーションそのものと言うよりも、感覚の問題に近い。 この感覚を相手といかに共有できるかが肝になってくる。 なので、周りの...
考えて、"実行"してみて、その"責任を取る"というサイクルを繰り返していくしかないんじゃないかと思う。言うこと聞いてその通りやるって意識だと失敗しても自分のせいじゃないと思...
ううーん。 たぶん、大事なのは相手と話をして、 相手の性格をつかむことだと思うんだけど。。。 それが難しいんだよね。。。
うーん、なんかみんなそれぞれいいこといってるなあ。 とぶら下がってみる。