日本漢字能力検定協会が、毎年全国公募で選んでいる。
今年のベスト4は、以下「食」「嘘」「疑」だったそうである。
食品偽装問題、消えた年金問題、防衛省汚職、そして総理大臣のドタキャンから
大連立騒動、雰囲気だけの即席イケメン、化粧美人、インターネットの
誰を信頼していいのか分からない社会になってしまった一年だった。
「無信不立」の言葉は、遥か彼方に飛んで行ってしまったようだ。
国も政治家も、役所・役人も、食品も製造会社も、信用できない状況を
変えなければならない。
参議院に「国民生活・経済に関する調査会」が設置されているが、今後三年間、
「幸福度の高い社会の構築」をテーマに、議論をすることになっている。
大変大きい重要な課題である。
来年は是非良い世相になるようにしたいものだ。