博識には敬意を表するが、誤爆だと思われる。
ここでいうオリジナルたる「天動説」はマーケッターが思いつきででまかせを放った「Web2.0におけるロングテールの概念」のこと。
http://anond.hatelabo.jp/20071029105936
男オタの場合、公式にヒロイン候補が何人か用意されているから、その中の誰を支持するか、という話になるんだよ。
基本的にはやっぱり「主人公×ヒロイン」なんだ。ちなみに主人公≠読み手。
「俺はヒロインAが好き」というのは、「主人公とヒロインAのカップリングが好き」という意味なんだよ。
「主人公×ヒロインA or ヒロインB」という作品において、「ヒロインBが好きだ」と主張するのは、「主人公×ヒロインBのカップリングを応援する」というのと同義。
女オタの場合、ノーマル作品の中から自分でカップリング候補を見出さなくてはいけない。
公式カップリングってのが用意されてないから。
だから枠にとらわれない、自由なカップリングを考えるようになるんだよ。
男オタでも、ノーマル作品中に百合を見出すときは、いろいろカップリングを考えるでしょ?
「こなた×かがみ」とか「かがみ×つかさ」とかさ。
だから別に男オタだからとか、女オタだからとか、そういうことじゃないんだよ。
性質が根本的に違っている別理論と、ある理論のサブセットに過ぎない理論の話は別だろ。地動説で言うならば、「全ての惑星が太陽の周りを回っているものだ、とする説」と考えるか、「地球が太陽の周りを回っているものだ、とする説」とするかの差。広義の(科学・社会学分野における)ロング・テール理論は、狭義の(マーケティングにおける)ロング・テール理論の下敷きとなっているわけで、前者は後者を内包している。
まあ、後者は単なる性質の表現に過ぎなかった前者を元に、行動戦略として発展させ具体化しているわけで、単純に内包されているわけでもないが。
ふぁぁぁぁーーー
それだったら商品のロングテールのグラフも2項目しかないわけで、ロングテールとかそういうのじゃないよね。2つの商品比較グラフというだけで。
んー?
http://anond.hatelabo.jp/20071029115616
いやこのエントリーでの
それって
多くの普通の人が通常版を買う金額
よりも
少ないコアなファンが買う限定版のほうが
結果的に売り上げが大きいということでしょ。
コメントに噛み付きまくっているようだが、まったく相手に話が通じない、文章力を見直したほうがいいな。
哀れだな
いわゆるロングテール
X軸:売上げ順に並べた商品
Y軸:その商品ごとの売上高
客のロングテール
X軸:消費金額順に並べた客
Y軸:その客の消費金額
別物じゃないかと
いいところを付いていると思う。すこし考えてみた。
カップリングというのは、思うにシチュエーション萌だろう。キャラがたっている作品だと、「この女とこの男だとツンデレか」「この女とこの男だと友情から入りそうだな」と考えて、その過程を楽しむんじゃないか?
「俺xヒロイン」ってのも基本はそうだろう、だけど、幾分行為に傾斜している気がする。行為に傾いているのは、「俺」がヒロインを独占して悦に入るからだ。
底にある形式は一緒だと思うが、カップリングの場合、マッシュアップが前提のようだな。つまり、みんなでわいわい盛り上がるわけだ。下種な言い方をすれば、「xxの奥さん、最近若い男引き込んでいるんですって」「ええー、あんなおとなしい顔して!」という井戸端会議だ。
一方で、「俺xヒロイン」のほうは自慰のオカズを精巧にしたものだから、「俺」を他者としては描かない。なまめかしい接触感がほしいわけだ。アイテクでも和姦の場合男は架空の人物で作者も読者も自己同一視できた。実在の人物の場合自己同一視が出来ず、寝取られになってしまう。強姦の場合は実在する人物のこともあったが、その場合ヒロインが汚されるところを楽しむので男は誰でもいい。
まとめると、男がカップリングを楽しめないのは独占欲が強すぎるからだと思う。そして自分が独占できないものとの折り合いをつけられない。一方で女は偶像といえども、独占できない場合には突き放して扱うすべを知っている。それはお人形遊びに始まり、井戸端会議へと進むプロセスのどこかに位置している。
その説明が間違ってる。もともと「ロングテール」というのは、複雑系を扱う科学分野の用語。まあ、そっちでは「ファット・テール」という表記の方が一般的だが。
こちらの意味を取るならば、分布がべき乗則 Power Law に従うパラメータ(地震の規模とか所得分布とか)は、なんでも「ロング・テール」。現状の使われ方を見るに、「広義のロング・テール」とでも呼んだ方が誤解を招かなさそうだけどな。
だから、元増田の方が正しい。より広い意味の原義がある事すら気付かず、Amazonの人が言っているのが全てだと勘違いしている新参が多いだけ。
ちなみに20:80の法則は、こうしたパラメータの1側面だけを取り出した呼び名。この分布に従っていなくとも2:8の法則は成り立つ。というか、正規分布でも成り立ち得るっつか大抵の場合成り立つ。
追記:ああ、狭義の「ロング・テール」を言い出したのはAmazonの人じゃないんだね。誰か知らんが、ネット・マーケティングの偉い人、とでも読み替えておいてくれ。