その年の初め、突如として現れた謎のアーティストが唯一発表した曲が
CD売上7000000000枚、
着うた50000000000ダウンロード、
有線チャート48週連続トップという快挙を成し遂げた。
――年末
局アナ「さて、今年の日本レコード大賞は一体どの曲になるんでしょうか!」
マチャアキ「いやー、楽しみですねー」
局アナ「さあ、そろそろお時間が来たようです」
マチャアキ「それでは発表いたします! 今年の日本レコード大賞は…… この曲です!」
あの曲のイントロが流れ出す。
同時にノートパソコンがワゴンに載せられ運ばれてくる。
マチャアキと局アナ、会場にいたすべての人間は事態を把握できていない。
ノートパソコンのショボいスピーカーから歌声が聴こえる。
カメラはノートパソコンの液晶を映し出す。
騒然としていた会場は静まり返り、一点を注視する。
そこにはポリゴンで作られた女の子がいた。
女の子の名前は、初音ミク。
初音ミクこそが、謎のアーティストの正体だったのだ。
その素晴らしい歌声、楽曲に、楽屋で一部始終を見ていた和田アキ子は静かに涙するのであった。
Permalink | 記事への反応(4) | 03:53
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そんな映画なかったか?
なんかのSFみたいだなぁw 手塚治虫の漫画に似たようなのがなかったか 或いは戦闘妖精雪風とか コンピューターが人間を凌駕するって設定はギミックとしてはやや古い感じがする...
くさすだけの批評厨は氏ね
それなんてマクロスプラス?
まーた小島よしおか。