2007-08-19

リア充:充実と安心は紙一重

リア充」という言葉はてな村流行っている。なんだろーなぁーと首を傾げていたら、どうやら「リアルが充実している」という意味らしい。そして、そこには暗に「おまえらブログで偉そうなこと言ってるけど、そんな暇あったらリアルを充実させろよ」という「あちら側 defined by web進化論」からの反撃のニュアンスが含まれているのだとか。

リアルが充実するというのは、男目線だと、その要因は3つしかない。

3分割してみたものの、これらは「名誉」という概念で密結合している。名誉が得られないなら金持になっても意味ないし、仕事だって、マイミク数だって同じことだ。それをベースに自分を評価してもらえないなら、なんの意味もない。言い替えると、社会的評価の拠り所になるのが、上記3つのポイントになる。

そして、結局のところ、リアルが充実するというのは、「自分が認識し得る最大共同体の中で、どれくらい自分が認知され、必要とされ、称賛されているか」ということに帰着する。自分が社会的に行動できる範囲が安定で広大であれば、それが充実なんだろう。動物で例えれば、それは縄張にすぎず、縄張が提供するものは安心感でしかないだろう。

本当にリア充が必要なのか、今一度再考する必要があるだろう。

これをきっかけに、一度切りの人生で何がしたいのか考えてみよう。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん