■http://anond.hatelabo.jp/20070710010028

関連エントリ読んで勝手に「茶に染めてたのを黒にしろ」かと思ったんだけど（それでもどうかと思うが）、「地毛が茶なのに黒にしろ」ってのは、ほとんど人種差別だ。「肌が黄色いから、白に塗れ」というのと同じ。滅茶苦茶だよ。もうひとつ上のエントリの人の言葉を借りれば、「黒に染めれば、社会規範を守れる人間と見てくれるよ、でもこのままじゃだめだ、茶色の髪のお前は、社会規範を守れる人間とは見られない」……これが差別でなくてなんだというのだ。肌に変えてみればすぐ分かる。「黄色い肌のお前は、社会規範を守れる人間と見られないよ。白に塗れば、守れる人間だと見てくれるよ」。酷い話だ。訴えられるんじゃないか？

規範規範というが、そもそも社会を存続させる上で必要だからこそ規範と言うのは生まれてくるもの。（理想論だとか言うかもしれんが、こういった大元の事というのは理想論でないと意味が無い。殺人はいけない、などのように。実際に無意味な規範があることは別の問題）不必要な規範などは作るほうが社会を乱している。「意味はねーけど俺さまの言うことに従え」に近い。そんなもの、反発するに決まっている。理不尽さに慣れてしまった大人には、「これしきのことで」とか思うのかもしれないが、「これくらいなんだよ、社会にはもっと…」なんてのは単なる個人的感情からくる意見。つーか、ほとんど愚痴。「ルールを守る力を養う為に」とかなら、そんな無意味なルールでなく、必要なルールでやればよいだけ。

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