努力もせず、能力も持たず、ただひたすら権利だけを要求する下級庶民が、特権階級の特権を悉く剥奪しようと画策し、「平等」の基準を給与や時間に、水準を下級に合わせようとしている。給料が高い医者や議員は、給料が高すぎると文句を付けて下げさせ、機会を狙っては訴訟を起こして賠償金をふんだくる。企業からの収賄や天下りは、自分達には縁が無いからと一方的に否定し、禁止させている。
確かに、特権階級の特権は「ずるい」様に見える部分も少なくない。が、それはその階級まで登り詰めた努力の賜物である。給料の高さもそうだ。これを全て禁止し、給料も下げてしまったら、誰が苦労してまでその地位に就こうとするだろうか。
「平等」の基準は難しい。努力に見合った対価を得る状態が平等なのか、全員が同じ対価を得る状態が平等なのか。男女平等も同じ。マラソンで走る距離は女の方が少ないことに不平等を訴える奴はいないが、労働量が少ないのに合わせて給料が少ないことに不平等を訴える奴は多い。
つまり、責任を果たさない権利の過剰要求の横行である。
そして、今の日本は、特権階級から特権を剥奪し、全ての人間が得る対価を平等にしようとする方向に動いている。言わば、社会主義化である。
だから子供達も、努力しなくても生活に困らないし、努力しても得るものが少ない現実を目の前にして、努力を放棄している。学力低下は教員の質の低下でもゆとり教育が原因でもない。そもそもの子供達の意識の低下、そしてその原因となっている社会の質の低下が原因である。社会主義がなぜ失敗したかというのは、中学レベルの社会科で習っているはずなのに、それを理解している人間が少なすぎる。
努力をして、普通の人にはなれない地位にいる人には、それに見合った、少しくらいずるく見えるような利権があって然るべきだ。それが欲しいならば、自分もその地位に就けばいい。そういった、執念にも似た努力が、日本の高度経済成長を生んだはずだ。
諦めて僻むだけの無能な社会のゴミ共が、特権階級の特権を剥奪して、自分達と同じレベルに落とそうと必死になっている。それが更なる社会の崩壊へ繋がることなど気にも留めない。自分の気が晴れればそれだけでいいらしい。
生きる権利は誰にでもあるが、生きている価値は誰にでもあるわけではない。社会全体にとってマイナスな個体は、生きている価値などない。
http://anond.hatelabo.jp/20070322004049 おにーさんもう寝るからいちいちツッコンであげないけど、 とりあえずもう少し現実ってやつを見てから出直してね。
http://anond.hatelabo.jp/20070322004740
http://anond.hatelabo.jp/20070322005245
たぶん、生まれながらの特権階級と、下克上な特権階級とを混同してるのが原因さね。 特権階級の保護は正当だけれど、個人として適用される分に正当ね。その子々孫々まで正当かどう...
http://anond.hatelabo.jp/20070322005624 そうですね。 ただ、下克上のチャンスを奪う(国公立大の予算削減->撤退で大学教育は私立中心にするとか、奨学金制度を廃止するとかの)政策を推進して...