社会人になって一年。ゲームやアニメ、マンガ、小説その他諸々サブカルチャーの二次情報を消費したり書いたりする元気がなくなった。限られた時間を思うと、一次情報を一分でも多くしっかりと味わいたいという気持ちになってしまうから。スタッフインタビューとか資料集とか関連ムックとかを昔は熱心に追いかけたものだけど、それらを追いかけることで作品そのものからはどんどん遠ざかってしまっているのではないか、という疑念を抱いて以来すっぱりやめた。一行の業界裏話を仕入れる間に『ギャグマンガ日和』なら一話観られるわけだもの。
二次情報に意味があったのは、一次情報にめったに触れられなかったり、一次情報が少なかったりした時代だけじゃないのかな。氾濫する情報の中で自分の指針をきっちり持って趣味人として生きる場合に、二次情報がもつ意味とはなんぞや? すなわち、感想ブログや特集雑誌のレゾンデートルとはなんぞや? ジャーナルな価値しか持ちえないなら、創刊当初のポパイみたいに((実物知らんけど。))情報が無機質に羅列されたカタログ雑誌でいいじゃないか。
http://anond.hatelabo.jp/20070316034516 http://anond.hatelabo.jp/20070311162005 並べて読むと色々と感慨深い。
もっと良く考えればわかる事なのに、なんでそうなるかな。順を追って説明するから、以下の文章をよく読んで考えて欲しい。ちょっと長いから時間のあるときに読んでね。僕は日本人じ...