2007-02-28

体育館裏にて――完結編

http://anond.hatelabo.jp/20070127034459

「へへ、また、無駄に絡んだ記事かいちゃった。この人、いつもは冷静だけど、怒ったらどんな文章になるのかな……へへへ」

「お前……何してる……?」

「あっ!? 見つかっちゃったぁ! あは!」

「何…してる……」

「何してる? って、記事かいてるのよぉぉ! ブ・ロ・グ。ほら見て見て見て、読んで読んで読んで! そして笑って! そして怒って! 腹立たしいでしょう? ゴミでしょう? 論理破綻してるし、主観にまみれてるし、やたら攻撃的だし、空気読まないし、それからそれから……」

「もういいっ! 黙れ!」(パシッ)

「きゃああ」(どさっ)

「なにコレ……何だよ、コレ」(ブルッ…)

「ふふふ……気持ち悪い? もっと叩いて。もっと燃やして。ふふふ、ブクマちょうだい。何でもいいから……ブクマブクマブクマブクマ」(じゃりじゃり)

「お前……」(ずさり)

「あれからいっぱい勉強したの、私。そんで私よりブクマもらっててアンテナもらってる奴ら、全部片っ端から一人残らずDISって絡んでくねって……ふふふ。うふふふふ。あははははははは。見て、このタグを見て。私専用のタグもあるの! ふふ……嬉しい……とっても」

「……お前、コワいよ」

「……え?」

「お前、気持ち悪い」

「ちょっと、何。待って。待ってよぉ」

「どうして……どうして誰もブクマくんないの……もう終わりなの」

少女は自分自身を抱きしめて、すすり泣く。

だが、泣き声はやがて、低く、くぐもった愉悦へと変わっていく。

「……終わらないんだ。絶対に」

今日もまた、一つのIDはてなから消え、新しい入会者が現れる。

「当方女子高生デス。ブログといふものをしてみむとするナリー」

こうして、blogosphereの営みは続いていく。

――いつまで?

To Be Continuedだよっ! いつまでも!」

記事への反応 -
  • 「あんたさァー。ちょっとid:XXXXXXさんがたまにブクマしてくれるからって調子こいてんじゃねーよ!」 「ちょ、調子になんか」 「言い返すのが既に、調子乗ってんだよ!」(ぐしゃ) 「...

    • http://anond.hatelabo.jp/20070127034459 「へへ、また、無駄に絡んだ記事かいちゃった。この人、いつもは冷静だけど、怒ったらどんな文章になるのかな……へへへ」 「お前……何してる……?...

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