2013-12-01

休日、俺は自宅近所の定食屋に昼飯を食いに行った。カウンターに座り、店員に日替わり定食を注文し、暇つぶしスマホでも眺めていた。

隣には五十代くらいの背広の男性が座っていたのだが、そこでかなり異様な光景を目の当たりにした。

俺がカウンターに座り、注文を終えた直後に男性の注文が運ばれてきていた。

すると男性は、吸っていた煙草を灰皿に起き、静かに注文の品を食べ始めた。

そして、味噌汁一口すすると、また灰皿の煙草を取って紫煙を一呼吸くゆらせ、再び茶碗に持ち替え白米をほおばり始めた。

おかず、米、味噌汁煙草、おかず、米、味噌汁煙草…これを延々繰り返し、煙草が短くなると、二本目の煙草に火を付け、再び同じループを繰り返し始めたのだった。

煙草の煙をさほど気にしない俺も、さすがにこれには面食らった。俺は自分の注文が運ばれてくる前に静かに遠い席へ移動した。

  • それすげえな。 そこまで行くと病気だな。 俺は大戸屋でメシ待ちしてるヤツが携帯で話してるヤツがいて うるせえなまあメシが来るまでの辛坊だと思ってたら、 メシが来ても喋りなが...

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