2011-02-08

薬屋のたとえ話

床屋の子が特殊な病気に罹った。

その病気はある薬を飲めば回復するが、その薬を飲まなければ数日のうちに死んでしまう。

その薬の製造方法はN薬局の店主が天才的なひらめきで思いついたもので、他の薬メーカーでは作ることはできない。特殊な材料を使うので製造原価は100万円。

床屋はN薬局へ行き、薬を買いたいことを申し出た。

薬局の店主は「薬の値段は500万円です。絶対に値引きしません。分割払いも無しですあなただけに安くできません。他の方は500万円支払っているので不公平になりますので。」といった。

そして床屋はそんなお金を持っていなかったし、借りられるつてもなかったので間もなく床屋子供は死んだ。



っていう寓話とうかパラドックスたいな話をどっかで聞いたけど、最近だとN薬局を悪くいう人って少ないんだろうな。

  • だって商売ですから。ボランティアでやってるわけじゃありませんし。

  • あー、確かにそうかもね。10年ぐらい前に同じようなの見たときは、薬屋劣勢だった気がする。 命の値段が安い社会になってきたのかな。 途上国のようだ。

    • いや、それはその通りだと思うよ。 もうみんなそんな余裕無いでしょ。 それは日本が衰退してるってことだと思う。

    • 命を助けるために大金が要るって話なんだから 命の値段は高いんじゃないか? 薬屋批判はつまり「命の危機にある人なら初対面でも無条件で助けるべき」って価値観からくるんだと思...

  • そういう特殊な状況がある社会だと仮定するとしたばあいで、かつそれが、延命ではなく根管治療の場合 まず、一般的には特殊ローンで銀行などがなぜ貸さないのか?保険は降りないの...

    • 国家なりの経営がしっかりしてお金も潤沢であれば、その福祉政策に責任を押し付けるっていう手もあるかもしれないな。 あくまでも「国家なりがしっかりしていれば」が前提の話だけ...

  • 随分と出来の悪い話だな どのへんに教訓なり寓意があるのやら

  • お金持ってないんじゃ仕方がないじゃん。 500万貯める努力をしてこなかったってことでしょ。

  • 思い出した、「ハインツのジレンマ」だな。 寓話というか、心理学研究のために用意された、議論の題材。 ちょっと筋書きが違うから、元増田の記憶違いか、既に変形してたものを聞い...

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