2010-10-10

小学生の頃、野球中継を観ながら思ってた

何故この人達は、真剣に球を投げ、打ち、捕ってるんだろう、って。

どう考えても小さなグラウンド内の運動会

ルールだって、グラウンド内でしか通用しない。

打球が飛ぶようになっても、投球が速くなっても、誰の役にたつの?

世の中のためになるの?

小さなグラウンドの中で、球を追うだけの仕事

グラウンドの外から見れば、どのチームが勝とうと関係ないし。

野球明日消えたとしても、社会は回り続けるだろうし。

中学生になって考え直した。

そうか、ルールってこの世の中では法律と同じか。

って事は、野球選手もその他の人も同じって事か。

その点で野球選手馬鹿にしていたのは反省しよう。

でも、やっぱり誰の役にもたってないじゃん。

世の中のためになるの?

高校生になって考え直した。

本当に人の役に立つ仕事って結構少ないな。

世の中のためになる仕事って少ないな。

お金を稼ぐのに役に立つ仕事は多いけど。

社会に出る時に考え直した。

世の中のためになる仕事って、俺には判断できないや。

としたら、人の役に立っているのを自分の目で確かめられる職業がいいな。

で、介護仕事について約3年半。

まだ、考え続けている。

俺が今やっている事も、球を投げ、打ち、捕る事と変わらない。

小さな施設の中で、老人を数年間生かすだけの仕事

施設の外から見れば、そこはあってもなくても関係ない空間

施設が、老人が、そして俺が消えたとしても、社会は回り続けるだろう。

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