2010-02-04

臆病+自己中=神経症

 臆病な人間が、自分のことばかりに目を向かわせていると、他人が自分をどう思っているかばかり気になり、だんだんと心が疲弊していく。自分のことばかり考え、他人に媚びを売る人間は、その態度が自然に外に現れ、本当の意味での信頼を貰うことはできない。

 視点を一旦自分に向けた上で外に目を向けるやり方、つまりは他人の目を伺う態度を取る人間は、はじめから一直線に外に目を向ける態度を取る人間と比べて、明らかに余計なタイムラグがあるため、結果的には前者は後者人間人間的魅力で負けることが多い。

 また、自分のことばかりに目がいっていると、なるかもわからない病気や、いつ訪れるかもわからない死期が気になったり、些細なことから自分は何か異常があるのではと考え、強迫観念に囚われやすくなる。

 自分にばかり視点を合わせるから、余計なものが見えて苦しくなるのだ。視点を外に向けよう。そうすれば、結果的に楽に生きることができるのだ。

 自分のために、外へ目を向けよう。自分ばかりを見るのは、一見得なように見えて、実は損しかないのだ。

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