昨日の仰天ニュースのアレ、加藤大。もうなんか、ダメ過ぎて痛々しかった。
30過ぎてニートだし意志弱いしすぐ逃げだすし言い訳ばっかだし自分の言葉に責任持ってないしやる気もないし人からチヤホヤされるとすぐ調子のって自分を有名人だと勘違いしてるし…とか、思ってムカつきながら半ば嘲笑いながら観てたんだけど、はっと気がついた。
そこから俺は加藤大を哂えなくなった。
奴が弱音を吐くたび、同じように弱音を吐いたり逃げ出してる自分の姿が目に浮かんでくる。
もうやめてくれ。
加藤、それ以上弱音をはかないでくれ。
ダメな俺を思い出させないでくれ。
正直、観ていてこんなにキツイ番組は無いと思った。
加藤大の醜悪な言動を、面白いと思って放送してるのか。それともただの悪意なのか。
いまのTVで多くみられる、笑い≒ダメな奴を哂うというスタイルを、素人のダメなやつに平気でのっけてしまうのが、今のテレビなのか。
テレビとは、「笑い」というオブラートに包みさえすれば、あんなにも無邪気に無自覚に悪意をまき散らせるものなのか、と恐ろしくなった。
哂いが消費される世の中は嫌だ。
でも、この風潮が続けば、そのうち、自分がいつ哂われる側になってしまうのか、と怯えながら暮らすようになるのかな。
駄目な奴をわらうのは別にテレビに限ったことではない。 はてな村の連中も大好きだよ、それ。 もしかして知らなかった?やばいよそれ。
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