2009-11-27

http://anond.hatelabo.jp/20091127031601

周辺諸国を圧倒できる軍事力を純国産で賄うことは、

仮に可能だったとしても理想安全保障とは程遠い。

 

戦車がなかろうが戦闘機が旧式だろうが、外交運用次第でなんとでもなるが、

日米安保か日中貿易破綻したら国産兵器がどんだけあっても日本おしまいだ。

外交まで含めた総合的な安全保障と、長期的視野での軍事産業の維持を考えれば、

日本軍事産業政策で問題なのは、国産できない技術があることなんぞより、

他国の兵器開発計画にほとんどコミットメントしてないこと。

F-35とかどうして噛まなかったんだろう。

記事への反応 -
  • それは二つ存在する。 一、どこから輸入するにせよ、防衛手段が外交状況に左右されることは問題である。 二、兵器開発は技術研究費でもある。 牙を譲り受ける動物なんて居ない。

    • 「でなければならない理由」つーのはどうなんだろ。 「望ましい理由」じゃないのかなあ。 んじゃあアメリカ産兵器を放棄して今から全部国産ね、みたいなことになったら そっちの方...

      • そりゃ単独開発は出来ないだろうけど、 そこに関与したり、構造解析出来る体制である必要はあるんじゃないか。 アメリカがぽしゃったり、安保蹴ったりしたときに、 すぐに動ける体...

        • む、何でも国産最高!みたいな人かと思ったもので。 国内の防衛産業にカネ回さなくて良いという意味じゃないので、あしからず。 とはいえ、予算は無限じゃないので、選択と集中も必...

      • あえて「依存するよ!」と明言するこた無いって訳だ。

    • 相当の部分を既にアメリカに依存していると思うんだけど、それが不満ってこと?

      • 不満。 まぁ、二を大きい理由と考えてください。

      • 不満かそうでないかの二者択一なら不満だな。多くをアメリカに依存しているがために不利を強いられるケースは枚挙にいとまがない。 例えば日本は飛行機のジェットエンジンをまとも...

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