2009-11-06

僕の初恋をキミに捧ぐ』を見て(※ごくごくごくごく軽くネタバレあり)

先日『僕の初恋をキミに捧ぐ』という少女マンガ原作映画を見ました。

予想通り失笑に次ぐ失笑に次ぐ失笑に次ぐ失笑の嵐でした。

当然の話ですね。ああ、でもこれについてはいいんです。失笑の嵐なのは覚悟していましたから。

そんなことよりですね、

(※以下、本筋とはほぼ無関係のごく軽いネタバレがあります※)

映画の最初のエピソードが8歳当時の主人公男児女児2人によるお医者さんごっこなんですよ。

それでお医者さん役の8歳女児が患者役の8歳男児のパンツ(下着の方ですよ)を無理矢理脱がそうとするんですね。

「精密検査が必要ですから、ズボンを脱いでください。パンツも。」とか言って。

8歳男児が嫌がると「大丈夫です。私は医者です。慣れています。」とか言って、無理矢理。

これの何が問題かって、これが「微笑ましい幼馴染エピソード」として登場していることですよ!

あのですね、これは明らかに医者役の8歳女児が性的虐待被害者である可能性を示すエピソードなんですよ。

こういう場面に遭遇したら、大人は「まあ、仲が良いわね~」なんてノンビリ笑ってたらいけないんですよ。

8歳女児がなぜお医者さんごっこを利用して8歳男児の性器を見ようとしてるの?

なぜ8歳女児にその発想があるの?

それは以前に自分がされたことがあるからですよ。

微笑ましいエピソードなんかじゃないんですよ、これ。

いい加減に「性的に早熟な児童は性的虐待の被虐児である恐れが高い」ということを常識として認識しましょう。

・・・まあ、そんなこんなでいきなりのお医者さんごっこ(が微笑ましいエピソードとして認識されていること)に唖然失笑失笑失笑失笑(以下エンドレス失笑)な映画でしたが、あそこまで完璧に「THE☆少女マンガ王子サマ☆☆」を体現しまくった主役の俳優には感服しました。

一切心臓病には見えなかったけど。

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