一つ。疑うことを知らない、単純な人。このタイプは気の利く、社交的な人が多いが、調子者も多い。一般に考えられている良い人。
一つ。疑うことしかしない人。このタイプは、全ての人を疑うがゆえ自分が不利になる展開を事前に避け、全ての人を性悪説的に見ているがゆえ他者の悪意に怒ることも無く、ただ表面的に善意には報いるがゆえ良い人と考えられてしまう。消極的八方美人ともいえる。彼らは臆病な人間でもあり、普通の人は誰しも表出させるような悪意を表出することによって、自分の立場が危うくなることを恐れるがゆえに誰に対しても好意的に振る舞うが、同時に、自分の本音の知られることを恐れるがゆえに社交を避ける。彼らはその疑いを自分自身にも向けるがゆえ、全他者のみならず、自身が悪人であることを知り、それがために悪意ある好意を他者に向けることを厭わない。
不思議なことに、正反対に思えるこの両者は割と気が合うらしい。後者の人間にしてみれば、前者のような単純で裏表の無い人間は最も扱いやすい部類の人間であるし、前者の人間にしてみれば、後者の人間は心根の優しい保護対象と映るのだろう。
不思議なことに、両者共に同類同士ではあまり気が合わないらしい。前者同士では一種のライバルであるし、後者同士では、互いに底の読めない難敵と化してしまう。
悪いこと言わないから、心療内科で診てもらった方がいい。
前者が俺の彼女で、後者が俺だった。 彼女は俺に『どうしてそこまで考えすぎるのか』と問い、俺は彼女に『どうしてそれほど考えずにいられるのか』と訊く。 二人とも互いに『性なん...
後者は増田の自己分析がベースになってる感じだね。 この増田は主観フィルターを意識して作り上げてて、他者に投影しまくる人であろう。 主な投影先は周囲から『良い人』と評価され...