2009-07-22

いわゆるコミュ力とか。

ある程度の年齢に達しても平均程度のコミュニケーション能力を身につけられない人というのは、いくらでもいる。

理由は、精神的な病気だったとか、家庭環境が悪かったとか、性格的に人との関わりを避けていたとか、様々である。

・・・コミュニケーション能力って、ゲーム性、並に安い言葉だからあんまり使いたくないんだが。

ここでは以下のような能力を指すものとする。

・人を気持ちよくさせる言動を、意識的にまたは無意識に選べる能力

・逆に、人を不快にさせる言動を意図して避ける能力

・上記を実行するために、周りの人たちが何を気持ちよく感じ不快に感じるか知る能力

自分の考えを正確に相手に伝える能力

・相手の考えを言葉だけでなく仕草などから読み取る能力 等等。

さて、上記のような能力を一定の年齢まで身につけてこれなかった人々が、周りの人々に追いつくには?

特効薬はなく、今からでもとにかく人と関わり、トライアンドエラーを繰り返し、何が悪いかの教えを請うしかないと思う。

他人をサンドバッグにする。人と関わる能力を磨くにはそれしかない。

問題は、サンドバッグにされる側は、小学生サンドバッグにされるなら許せるが、大人にサンドバッグにされるのは大抵気に食わないと言う事である。

年をとればとるほど、対人能力は身についていて当たり前とされるため、失敗しても許してもらえる場所、何が悪かったのか、どうすれば良いのか教えてもらえる場所と言うのは減っていく。

(なので、普通の人は小学生中学生のうちに他人をサンドバッグにして訓練しておくものである。)

しかしそれでも、許してもらえる場所、サンドバッグになってくれる人が皆無になる、ということはそうそうない。

本人のやる気、適切な相手、適切な場所が揃えば、いついかなる時からでも、上記のような能力は訓練しだいで取り戻せるものだと信じている。

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