2009-05-22

裁判員制度について多くの国民が理解していないと思われること

裁判員制度スタートに関する報道を見聞きする限り、

裁判員(と裁判官)が一審で下した判決が、二審・三審で覆される可能性が多分にある

ということに言及している人はどういうわけか皆無ではないだろうか。

裁判員が話し合って、心を砕いて下した判決も、控訴・上告の結果、高裁最高裁職業裁判官によって破棄されるケースが想定される。

この点について理解していない国民は多いと思う。

おそらく今後予想される展開として、

重大刑事事件発生

裁判員が参加して一審の判決下る

控訴

高裁判決覆る

改めて裁判員制度について疑問が湧き上がる

こんなことになる予感がする。

  • ふつーに指摘されている事だと思うけど 1審意味ないって言ってる人もいるけど、少なくとも生の国民感情が反映された1審と言う事になるので、 今までの1審の扱いとは異なり、考慮に入...

  • 裁判官が下した判決も覆されることはあるんだから裁判員参加しても同じことが起きるのは当たり前すぎて言及する必要性感じないが。むしろ一審の判断覆しちゃだめなら三審制は何の...

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