「天皇制を擁護したせいで思想界から嫌われて…」云々というのは、一種の勘違いでは無かろうか? 単に、「日本『発』のオリジナルな思想家」を研究しても『飯が食えない』から、誰もあまり手を出さないだけで、読むぐらいは大抵誰でも読んでいるのでは。
ただ、個人的には和辻の「日本」理解には、少なくとも現在のレベルから見れば、食い足りないものがあると思う。そういった研究に先鞭をつけたという意味ではもちろん評価できるんだけども。
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