路側帯が通れない状態なので、警備員に聞いたら稲荷と契約している警備会社だそうで、それなら稲荷の人を呼んでくれと言う。
しばらくして太った警備員が来た。警備主任だと言う。
サルっぽい顔した50ぐらいのおやじ。一緒に渋滞箇所まで行く。
駐車場待ちの車が1車線とまっているので、通過車両はぎりぎりの幅を通過。
歩行者は通れない。
若い人はすり抜けて通るが、手押し車を引いた老人は通れない。
サル顔は「通れるじゃないですか」という。
あのね、何分も待ってすり抜けて通れることで、それでいいのか?
話している間にもどんどん人はたまってくる。
「ほら、これで平気なの?稲荷神社としてこういうのは問題ないと考えているの?」
サル顔と太った警備主任が相談している。
無線がないとかどうとか...
「それでどうなんよ。改善するのかしないのか」
「検討します。」
「検討しますって、以前からずーっとこの状態でしょ、いままで放置してたの。それにさっきは問題ないって言ってたやん。意見が変わったのか?」
「あんたは何者だ!」高圧的な態度になって怒りだした。何者って、通行人ですけど...。あんたこそ何者?渋滞引き起こしといて...そんなに神社って偉いの?
太った警備主任と話して一応結論が出たようだ。
「いろいろと試してみないとわからないこともあるから...角のところを停めないようにして...」
...いままで何もしてなのか。
まあ、とりあえずなにかアクションを起こすようだし...と思いながら別れたが、「絶対こいつら何にもしないだろう...」と思い、駅に戻って電話ボックスから近くの交番へ電話。
来てくれることになった。
「いままでも指導してもらってるみたいだけど、警察が帰るとすぐ前の状態になるんですよね。指導を無視したらどうかなるんですかねぇ」
「そうですねー、指導しかないんですけど、交通課と相談してから行きます。」
20分くらい待って警官が来た。
一緒に問題の箇所に行き「ほらね、ここが危ないんですよ。」「確かにそうですねー通れないですね」
「いやいや、あの人たち雇われているだけなので無駄ですよ、社務所に行かなきゃ」
一緒に社務所に行き、警官は説明するが
「さっきいた人はどこに行ったんですか?」と聞くと
「はあ、そういえばさっき一緒に言ってましたな」と言ってサル顔を呼び出してくれた。
警官から説明を受け、今度はサル顔もしおらしい...権威を振りかざす奴は権威に弱いのだ。
こちらの方を見ようともしない。
返り際に「さっきの元気はどこ行ったの?」というと初めてこっちを見て「今も元気ですけど...。」
警官と歩きながら今後のことを...
「今後も混雑が起こる日には見に来るようにします。」ってなことを言ってた。ホントに実行してくれよ。
にわかに警備員が慌ただしくなった。
警官が「動き出したようですね。」
たしかに激変した。
やればできるやん、サル顔。
と、いうことで今後伏見稲荷の渋滞は解消され、境内の駐車場に並ぶ列は短くなります。
しばらくして渋滞するようになれば、また言いに行きますので。
なんだかよくわからないがGJ
GJだね☆
基本は他人任せでなんとかなるっていう感じ