2009-02-07

京都伏見稲荷神社に車で行ってはいけない

JR稲荷の駅を降りたらいつものように渋滞

路側帯が通れない状態なので、警備員に聞いたら稲荷契約している警備会社だそうで、それなら稲荷の人を呼んでくれと言う。

しばらくして太った警備員が来た。警備主任だと言う。

こいつも警備会社人間なので、稲荷社務所まで行く。

サルっぽい顔した50ぐらいのおやじ。一緒に渋滞箇所まで行く。

駐車場待ちの車が1車線とまっているので、通過車両はぎりぎりの幅を通過。

歩行者は通れない。

若い人はすり抜けて通るが、手押し車を引いた老人は通れない。

サル顔は「通れるじゃないですか」という。

あのね、何分も待ってすり抜けて通れることで、それでいいのか?

話している間にもどんどん人はたまってくる。

「ほら、これで平気なの?稲荷神社としてこういうのは問題ないと考えているの?」

サル顔と太った警備主任が相談している。

無線がないとかどうとか...

「それでどうなんよ。改善するのかしないのか」

「検討します。」

「検討しますって、以前からずーっとこの状態でしょ、いままで放置してたの。それにさっきは問題ないって言ってたやん。意見が変わったのか?」

「あんたは何者だ!」高圧的な態度になって怒りだした。何者って、通行人ですけど...。あんたこそ何者?渋滞引き起こしといて...そんなに神社って偉いの?

太った警備主任と話して一応結論が出たようだ。

「いろいろと試してみないとわからないこともあるから...角のところを停めないようにして...」

...いままで何もしてなのか。

まあ、とりあえずなにかアクションを起こすようだし...と思いながら別れたが、「絶対こいつら何にもしないだろう...」と思い、駅に戻って電話ボックスから近くの交番電話

稲荷の前の渋滞の件についてなんですけど」

来てくれることになった。

「いままでも指導してもらってるみたいだけど、警察が帰るとすぐ前の状態になるんですよね。指導を無視したらどうかなるんですかねぇ」

「そうですねー、指導しかないんですけど、交通課と相談してから行きます。」

20分くらい待って警官が来た。

一緒に問題の箇所に行き「ほらね、ここが危ないんですよ。」「確かにそうですねー通れないですね」

現場警備員に指導して帰ろうとするので、

「いやいや、あの人たち雇われているだけなので無駄ですよ、社務所に行かなきゃ」

一緒に社務所に行き、警官は説明するが

「さっきいた人はどこに行ったんですか?」と聞くと

「はあ、そういえばさっき一緒に言ってましたな」と言ってサル顔を呼び出してくれた。

警官から説明を受け、今度はサル顔もしおらしい...権威を振りかざす奴は権威に弱いのだ。

こちらの方を見ようともしない。

返り際に「さっきの元気はどこ行ったの?」というと初めてこっちを見て「今も元気ですけど...。」

警官と歩きながら今後のことを...

「今後も混雑が起こる日には見に来るようにします。」ってなことを言ってた。ホントに実行してくれよ。

にわかに警備員が慌ただしくなった。

警官が「動き出したようですね。」

たしかに激変した。

駐車場を閉鎖して民間の駐車場に案内を始めたのだ。

やればできるやん、サル顔。

と、いうことで今後伏見稲荷渋滞は解消され、境内の駐車場に並ぶ列は短くなります。

しばらくして渋滞するようになれば、また言いに行きますので。

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