2008-11-19

http://anond.hatelabo.jp/20081119113414

いや、その本能社会性を両立させるモデルは考えうると思う。

つまり、どっちにも転びうるように設定されているというような。

1、男は全ての女の過去現在未来の性を占有したいという欲を持って誕生する。ただしこれは自覚される事がない。

2、男が複数いるとこのモデルは成立しない。従って妥協的に価値が作られる。妥協のパターンは2種類。

 A.人数による妥協 女を半分ずつ分け、自分の取り分に関しては過去現在未来の性を占有する。この場合、男の人数と女の人数が近くなればなるほど、取り分は1:1に近づく(一夫一妻制)

 B.占有の解除 人数に関する妥協はせず、複数の男で全ての女を共有する(乱交社会や、売春などがこれに近い)

3、ある男がAになるのかBになるのか、そのあいだのどこを妥協点として性衝動が完成されるかを、幼少期から思春期インプリンティングによって決定され、以降変更不能と仮定する。

4、都市社会では構成員が所在を確認されてる必要がある→家族制度、夫婦制度が作られ、性行動が制限される→Aになる。農村社会では個々人は管理されていず、家族集団を構成しない為、性行為に制限がない→B的な感覚が刷り込まれる。

5、都市社会の次の段階として、女性の行動が自由になる。自由になった女性の性行動は付き合って分かれて付き合って分かれてを繰り返し、最適な異性をチョイスすることにある。この行動様式に対して男側がとるABのあいだの最適化行動とは、過去現在未来に関する占有を一部だけ解除し、現在未来に関してだけ占有し、その代わり当人も異性を代替することによって、擬似的に複数所有(B)を満たすこと。擬似的とは言え複数所有的な感覚無意識にあるから、男は「別名で保存」女は「上書き保存」と言われる。

6、その次の段階として、妥協点が極端にAよりの男からの社会的モーションが起こると予想される。その前段階としてのネットでの本音発露とも解釈できる。ただしこの社会的モーションがいかなる結果を生むかは不明。この社会的モーションを嫌う勢力にとっては、「極端にAよりの男たちの行く先」は当然惨憺たるものであろうと確信的に予想するだろう。嫌いなものはだめであって欲しいと言う願望がそう思わせる。

また、これは単なる状況の変化(パワーゲーム)であって、不可逆な時代の流れではない。単なる現象に過ぎない。時代は流れ、未来こそ正しいという考えはここでは当てはまらない。

  • 6、その次の段階として、妥協点が極端にAよりの男からの社会的モーションが起こると予想される。その前段階としてのネットでの本音発露とも解釈できる。ただしこの社会的モーショ...

  • 6、その次の段階として、妥協点が極端にAよりの男からの社会的モーションが起こると予想される。その前段階としてのネットでの本音発露とも解釈できる。ただしこの社会的モーショ...

  • そこでこのモデルですよ。 http://anond.hatelabo.jp/20081119120552 あと農村の夜這いの問題と江戸の離婚再婚の問題は別に考えたほうがいい。 杉浦日向子が言ってたけど、江戸時代の文献にそう書...

    • 遊郭は贅沢遊びする場所だよ あと嫉妬する話があるってのと処女性には全く関連性がない

      • まったく関係なくはないんだよ。処女っては言い換えて見れば過去現在未来の性の占有であり、 非処女との結婚というのは現在未来のみの占有であり、 夜這い型社会というのは現在未来...

        • どうなんだろうねぇその辺は。ベクトル的にそうなるってのはわからんでもないが、それ以外の数々の社会背景パラメータを落としてる気がする。 江戸時代に関しては不義密通は極刑(...

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