戦後の「ホロコーストの生き残り」とされる人たちの証言は、こういうパターンが多いと思う。
・収容所のシャワー室は、実際には「ガス室」で、入ると毒ガスで殺される、という噂が、収容所に入る前の人々の間で流れていた。
・そして自分も収容所に着くと、服を脱いでシャワー室に入るように命令された。
・先の噂を聞いていたので、自分もいよいよ殺されるのかと思ってビックリ。
・しかし、出てきたのは冷たい水だったので安心した。
(あの……これだけで「ガス室があった」証拠になるなんて、ひょっとしてギャグですか?)
ガス室に関する証言については、「ガス室の噂が流れていた」事や「みんなそれを事実だと信じていた」事を証言している人はいっぱいいるけど、実際にガス室で殺されている所を目撃したという証言は、それに比べるとほとんどといって良いほど聞かないように思う(もちろん、全くないわけではない)。
前者は単なる噂なので、その噂が真実であるという裏付けがない限りは、ガス室の存在を裏付ける資料としては、あくまでも参考程度の価値しかない。実際には、前者ばかり注目するのではなくて、数少ないだろう後者の証言を調べなくてはいけない。
証拠として使えるもの ・矛盾のない信頼できる証言 ・実物の写真や遺構 ・ガス室の設計図等の紙の資料(ほとんど残ってないらしい?) 証拠として使えないもの ・裏付けが取れず、...
この質問した元増田ではないのだけれど。 >・矛盾のない信頼できる証言 これについて、てっきり戦後のユダヤ人とドイツ人の生き証人の証言で、ある程度確認された話と思い込んで...
戦後の「ホロコーストの生き残り」とされる人たちの証言は、こういうパターンが多いと思う。 ・収容所のシャワー室は、実際には「ガス室」で、入ると毒ガスで殺される、という噂が...
>・しかし、出てきたのは冷たい水だったので安心した。 というのは、初めて聞いた。そんな証言あるのか。知らなかった。 一方、実際にガス室で殺されているところというか、殺さ...