先日、創元推理文庫のある本を買った。表紙とタイトルに惹かれたためだ。しかし読んでみるとこれがどうにも面白くない。登場人物たちがいかにもといった感じのステレオタイプで全く共感できないし、設定も話の展開もずいぶんと強引だからだ。これはハズレを引いたかもしれない。そう思ってネットで書評を調べてみた。すると、ずいぶんとorzな事実が判明した。
実はこの本は元は富士見ミステリー文庫というライトノベルのレーベルから発売されたもので、それが装丁と出版社を変えて再度出版されたものだったらしい。
まだ全体の5分の1も読み進めていないが、もう読むのをやめようと思う。こういう罠もあるのだという勉強代として払った本代の元を取るのは諦めよう。
そ、そんなことがあるのか。勉強になった。 まさかライトノベルレーベルの中でも屈指の地雷レーベルである富士見ミステリー文庫を他の文庫に輸出するなんて無茶が行われていたなん...
待て、富士ミスが地雷レーベルだったのは昔の話! ネックだったミステリ要素を廃し、いまは立派な恋愛小説を送りだしているんだ! 合言葉はLOVE!
へーそうなんだ!これからは地雷地雷言うのやめ… ちょっとまて。ちょっとまって。今聞き捨てならん事を聞いた気がするんだが気のせいかな。
気のせい気のせい。