2007-01-31

大学のことというよりも

大学のこと

http://anond.hatelabo.jp/20070131010646

大学のこと2

http://anond.hatelabo.jp/20070131010646

1つ目を読んでいて、非常に違和感を感じた。学んだこと、手に入れたことを誇って、これからの人生を組み立てようとしているのではなく、手に入れた力を使い道が無く、行く先が無いということ。遊びで大学へ行くような人を羨ましがるなんて考えられなかった。2つ目をみて女性ということで、非常に納得がいった。この話は学歴がコアなのではなく、女性の力の使い道の無さの嘆きなのだろう。

人生のゴールが幸せになることで、そのレールが「結婚」であるのなら、非常にその通りだと思うのだ。女性には(異論はあるだろうが)力を発揮する場所が、男性に比べて狭いのだ。そして、女性の傾向として、大きなリスクを背負わないというものがある。それは、結婚というシステムの作る「守られる権利」があるからだ。庇護の対象になってしまえば、決断リスクを負うという一番の恐ろしいことをしないで済む。それはとても、楽であり、力のある人には逆に枷になる。そういう意味で、女性男性より守られている代わりに、相対的に力を使うことのリスクが大きく感じてしまう。それを考えると、男性から見ると「守りの立場にいることができて、甘い」というように感じるのだろう。

要するにシステム依存しているということなのだけれど。自分は女性ではないので、分からないのだが、おそらくその依存を抜け出そうとする人はそれほど多くはないし、メリットも大きくないどころか世間的に逆風が吹きデメリットも大きい。結婚という市場で、自分の価値を売ったほうが、確実で楽だからだ。だから、それがあるが故に大きなリスクは背負わない傾向(心的、世間的)がある。それを認識したところで、メリットの大きさは変わらない。

結論を言えば、どう生きて、どう死にたいのか?というところに帰結するのだが。そこまで考え決断しないと、この話は終わらないのだろう。

  • http://anond.hatelabo.jp/20070131150223 どんな人間になりたいのかなりたくないのか、が見えてくるんじゃないですか。 選ぶ男性も変わってきますよきっと。いい男性に巡り合えると良いですね。

  • 結婚があるから女はリスクを取らないってのがピンと来ない。 母親は生保のセールスしてたし、姉たちも子供二人産んでいるが、それぞれ美容師とDTPオペレーターをして働いている。 義...

    • まぁ、断定的に書きましたが、もちろんそういう女性も多いことも知っています。 ただ、現実として、結婚→出産があると、男性に比べてかなり制限がつくということです。 それと、社...

      • 傾向として、女性しか出産できないから勤務に制約が有ることが多い。というのは事実だと思います。 ただその事実をもって、女性がなんとか困難に対処してリスクを負うことを 社会...

        • そういうような意図は無いのですが、助長するような書き方になっているのかもしれません。 あと、リスクというもののサイズも自分の考えているサイズと違うと思われます。 私が考...

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