はてなキーワード: 小作人とは
野麦峠にしろ、上野の大火災(工員達が避難を禁止されたために、一酸化炭素中毒死、熱による焼き殺しの目にあって退寮に死亡した)などの、工場労働者の悲惨な環境というのは良く聞きます。
次に、農村は当時、戦後の農地改革によって、土地が小作人に分配されたために、それよりも以前と比べると、楽になった(もちろん絶対的には過酷な状況)という認識しかありません。
もちろん、口減らしによる人売り・人買いがあり、野麦峠にしろ、上野の大火災が起きたことは認識しています。
その2つが前提で、
金の卵というの単語が、優秀な人に付けられた標語であったか、単に単純労働者を騙すための詐称であったか。という使い分けについては
後者であったと思います。農村が苦しく人減らしで売られてきて、過酷な労働に従事する。どうみても、人買いの世界であって、優秀な人に高い給料を支払って才能を育てる。
という世界であったとは思いません。
なので、おっしゃられていることは、金の卵が単純労働者、過酷な労働者を指す言葉であって。儲かるのはそれを取得した、オーナーである。というのを補強こそすれ。反論ではないと思います。
金の卵は、オーナーから見てカネになる卵だ。というのが、当時の上流階級というか、経営層の認識であった。というのは、おかしくないと思いますが。いかがでしょうか?
※そして、それは、現在の一部の転職市場や、一部の日雇い労働市場にも同じような、うわべはいいけど、中身は違う。というケースが存在しているように見えています。