はてなキーワード: 和スイーツとは
初めて見たとき、うまい表現するなって思ったんだ。
「デザート」だとあくまで食後に食べるものっていうイメージだし。
「洋菓子」だと果物とかアイスクリームとか入らない気がするし。
「甘味」だと和菓子だけじゃなくてあんみつとかも入るけどやっぱり和物だけを意味するイメージだし。
だから、食事とは関係なく単独で軽く甘いものを食べたい時に「スイーツ」って表現するのはなるほどなって。
「和スイーツ」って言い方はどうなのかとは思ったけど、和風の「甘味」に対して洋風の「スイーツ」という対比の言葉なら、洋風にアレンジした和菓子を示すなら雰囲気出てるんじゃないかと。
「パスタ」が笑われる理由もよくわからない。
時代とともに変わる言語感覚、俺は結構好きなんだけど。その時代どういうのがセンスいいとされているかを反映してる気がして。若い奴が創作する略語とか言葉も好きだ。ああいう創作する感覚、結構俺は凄いと思うんだよな。言語の事となるとやたら人って20代から保守的になるけど。変わり行くのもまた言語の醍醐味かなと思う。特に日本語は、和スイーツとか日本語と英語くっつけたものまで柔軟に受け止めちゃうとこが凄いわけで、寧ろ和スイーツなんていう言い方は面白くて俺は好き。和菓子でもいいじゃんって言うけど、逆に言えば別に和スイーツでもいいじゃん?なんでそんな昔の言葉に拘るんだろうと俺なんか逆に思っちゃうけど……
それに和菓子と和スイーツって多分(そういうこと詳しくないから自信はないが)違うんじゃね、微妙に
和スイーツってのは多分そういうガチな和菓子じゃなくて、和の素材を使った洋菓子とか洋菓子的な和菓子とか、あるいは饅頭でもデザイン・造形がイマドキだったりとかそういう感じじゃないの?
そういう微妙な言葉の感覚が俺は好き。結局新しい言葉が生まれるってことは、それなりに新しい意味もついてくるってわけで。ていうかだから生まれるわけで。完全に以前の言葉と置き換わってるだけ、なんて寧ろ珍しいと思う。ズボンっていうと昔のダサいジーンズみたいなの想像するけどパンツとかいうと今はやってるようなオシャレな奴想像したりするじゃん。
ああそうか、だからきっと、「和菓子でいいじゃん」って人にとっては、その必要性がないわけなんだ。「和っぽい菓子は全部和菓子でいいじゃん」と思うわけだ。でも、例えば菓子が大好きな人は、ガチな和菓子と最近のオシャレなそれとの違いを微妙に見分けて、それを語り合う上でそれらを区別する必要が出てくるわけだ。