はてなキーワード: マリア・シャラポワとは
Friday, Nov. 2, 2007
アメリカにある電通の関連会社の元クリエイティブ・ディレクターが、木曜日、電通を訴えた。彼は出張時に売春宿に連れて行かれ、性的行動をとるよう強要され、文句を言ったところ解雇されたと主張している。
マンハッタンにある米連邦地方裁判所で行われるこの訴訟で、原告のSteve Biegelは損害賠償を求めている。Biegelと彼の同僚は、電通ホールディングスU.S.A.のCEO、重田豊彦によって、ぶざまな性的嫌がらせを受けたとしている。
電通の広報担当、Steve Ellwangerは訴状を見ていないのでコメント出来ないと答えた。
訴状によると、Biegelはテレビ、ラジオ、印刷、屋外広告を担当する役員として、電通の重要な顧客との仕事を数多く行ってきた。そして2004年の6月、彼はキヤノンのコマーシャル撮影のため、チェコへ出張を命じられた。
チェコに滞在していたある日の午後、重田はBiegelと彼の同僚に、どこへ行くとも言わず、外出に付き合うように言った。
重田が向かった先は売春宿だった。そしてBiegelはそこへ取り残された。既婚であった彼は怒り、辱められたと感じた。訴状では、強制的に、そして騙されて連れられたと主張している。
さらに、後になって彼らが売春婦とセックスしなかったことを重田が知ると、彼はたいへん怒り、「つまらない」と非難した。
そして重田は、売春婦とのセックスはビジネスの適切な進め方であり、取引を記念する際のやり方でもある、と主張した。
訴状によると、Biegelは「私が部下だという立場を利用して、売春宿に無理矢理連れて行くという性的な嫌がらせには、ぞっとしたし、怒りが湧いたし、辱められたと感じた」と主張している。
2004年4月、ブラジルに出張した際は、重田がビーチにいる露出度の高い女性の股間を集中的に狙って何度も写真を撮影していたと、Biegelは言う。撮影は、被害にあった女性の連れの男性が重田に非難するまで行われた。Biegelは昨年11月に解雇された。
重田はフロリダ州、Key Biscayneで行われたキヤノン向けの広告の写真撮影会でも似た行動に出た。テニスのスーパースター、マリア・シャラポワがコートでモデルを勤めた時、彼は「股間ショット」を撮ったと自慢気に見せ回ったとのこと。