はてなキーワード: ディープ・インパクトとは
なるほど。
私としては、議論に発展するとしたら、馬鹿ではない人が現れて、「馬鹿が多いね。そうだね。じゃぁ馬鹿を抹殺するとして、何を基準に『馬鹿』を決めようか」という流れだと思うのですが、現状そうではありません。
それは、「馬鹿ではない人」ではなくて、「とりあえず100歩譲ってあなたの前提を認めて議論にのって、なるべく建設的に話をもっていく人」のことだと思うけれど、
何を基準に「馬鹿」を決めればいいのか、というのはやっぱり、知能論とかをかじったことのある人間なら、「難しくて決められない」ということになるんじゃないか、とは思う。
少なくとも、客観的基準によって測定するのは今のところ、それほどには成功していない。
たぶん、客観的基準を持ち出すよりも、周囲の人間の投票などによって決定するほうが、まだ上手くまわる「かも」しれないね。
「この人のことをあなたは頭がよいと思いますか」といった質問を本人の周囲の人に聞いて回る。
ただし、この方法には致命的な問題がいくつもあって、人付き合いの少ない生き方をしている人にはすごく不利で、人付き合いの多い生き方をしている人には有利。
人付き合いの多いひとどうかを算定する方法があれば、さらにもう一つの変数としてそれを放り込んでおいて、人付き合いの多い人であればあるほど判定基準を厳しくする、というのはあるかもしれない。
映画『ディープ・インパクト』の中で、「米国政府が選ぶ人類にとって重要な5万人」とかいう方法で人間の選別を行っていたけれども、
社会的評判、とかそういうものに頼る、という方法に近いよね。