はてなキーワード: ジャン・ピエール・ポルナレフとは
そーいやそういう奴がいたよ。男で。
「やべー俺アキバ系かもw」みたいなことちょいちょい言ってるようなやつで
でも本気でオタクになる気はないし自分で言ってる分にはいいけど他人に本当にオタク扱いされたら嫌、って感じの奴。
基本的に普通に今時の俺だけど実はちょっとこんな変わったこと知っちゃってるんだぜみたいな。
日頃からそういう薄いオタアピールがウザかったんだが、この間そいつと俺と女の子が話してるとき
似非オタ「あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!とか知ってる?」
俺「さあ…(俺は隠れオタ)」
女の子「いやー」
似非オタ「ジョジョって漫画があってさーその漫画の承太郎っていう主人公の台詞なんだけど」
俺「(おいおい!違うだろそれ)へー」
似非オタ「こんなポーズで言うんだよ(といってあまり合っていないポルナレフのポーズらしきものを決める)」
女の子「ふーん」
俺「(魔法て)」
その後も彼は微妙におかしく薄いオタ知識を披露していったのだが、突然女の子がぶち切れたように
女の子「……ていうかさ!『ありのまま今起ったことを話すぜ』は承太郎じゃなくてジャン・ピエール・ポルナレフだから!ポーズもなんか微妙に違うんだけど!手が逆だし!大体、スタンドは魔法っていうより超能力!具現化した超能力っていうか、生命エネルギーから為るビジョンっていうか言い切るのは難しいけど魔法っていうのはなんか違うでしょ明らかに。あと「ドラララララ」は承太郎じゃなくて4部の東方仗助!ダイヤモンドは砕けない読んでないの!?大体ハルヒハルヒってどうせオタ気取りするなら今はらき☆すたでしょ?あと福本作品語るならせめて銀と金くらい読んでからにしようよ!いっとくけどカイジなんて読んでても全然珍しくもなんともないよ!?超人気作じゃん!」
と言って、似非オタポカーン。
俺、密かに、心の中で拍手。
いやあ、あの子がオタだとは思わなかった。
おかげでその子とより親しくなれた事については、似非オタには礼をいいたいと思う。