はてなキーワード: カテキョとは
http://anond.hatelabo.jp/20081207110715
私が教えていた子は世間的には中の下くらいの見た目の女の子だった。
その子のお母さんは40過ぎではあったが、美人と言って十分通用する人だった。
そのお母さんも子どもの性格とかではなく、「能力」を愛する人で、
あんまり出来ない長女よりも、自分に似て可愛らしく、良く出来る次女を可愛がりがちだった。
(ヨソ者である私が見ていてもわかるくらい。)
活発で社交的な次女に比べ、
長女は口を開けば母親か妹の愚痴といった暗く、無口なタイプで、
世の中を斜めから見るような性格の子だった。
考え方もませており、常に何事にも淡々と接している子だった。
2年間、その子を教えたが、勉強自体は黙々とやるのでそこそこ向上。
しかし、中学でもなかなか馴染めず、ごく少数の趣味の合う友達と接していたみたいだ。
カテキョで教えてる子が、勉強量に比して理解が進んでいないことが気になった。
その子はカテキョに加えて塾にも通っていて、明らかに私の小学生時代より勉強時間は長い。
私は中学受験はせず、中高と公立だったし、小学生時代は学校の宿題すらサボるような状態だった。
それでも当時の私の方がよくできていた。(小学校のクラスには中学受験組もいたが、灘に合格した子にはほとんどかなわなかったものの、他の私立受験組には学校のテストの点では互角以上だったように思う)
その子も、先日私立中学(一般的にそれほどいいと言われている所ではないけど)に合格した。
勉強漬けの日々から開放されて、どんなことをしてるのかなと思って、
「最近は何やってる?」と聞くと「一日中ぐうたら」だそう。